(左)勝鬨橋上から隅田川テラスを眺める
(右)東京湾河口に向けて隅田川を走る水上バス
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後編で出会った草花たち
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隅田川テラス・後編は、中央大橋周辺からスタート。中央区湊、明石町、築地のテラス沿いを歩きます。散策の最後は、テラス最終地点の勝鬨橋を渡って月島を訪ねます。
テラスを散策していると、隅田川を遊覧する水上バスと度々すれ違います。これは東京水辺ラインの水上バス。運航コースには、隅田川を経由する両国・台場海浜公園間や、両国と葛西臨海公園間を行き来するコースなどがあります。波しぶきをあげて軽快に進む水上バスは、隅田川によく似合っていて、なんとも涼しげでした。
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おもしろ発見 その3【突如現れた、謎のステーション?!】
霊岸島水位観測所
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目の前に突如現れた宇宙ステーションのような建物……。その正体は近くにあった説明版から、「霊岸島水位観測所」であることが判明しました! 同観測所は、日本の高低測量の基準点である「水準原点」の標高を生んだ建物です。 日本の土地の高さ(標高)は、東京湾平均海面を基準(標高0m)として測られています。霊岸島水位観測所では、設置された明治6年から約6年間にわたり、東京湾の平均海面を算出するために、潮位観測が行われました。明治24年には、その観測結果をもとに、日本水準原点の標高が東京湾平均海面上24.5000mに決定。後の関東大震災の影響で、昭和3年に24.4140mに改訂されましたが、現在もこの数値が水準原点として使用されています。
同観測所は、その後の東京湾埋め立てなどの影響により、水準原点を検証する理想的な位置ではなくなり、現在は神奈川県三浦半島にある油壺の観測所にその機能が移されているそうです。現在の霊岸島水位観測所は、平成6年に元々あった位置から約36m下流に移設されたもの。この新たな観測所では、荒川水系の工事や改修計画策定などのために、基礎データの観測が続けられています。
柱部分には水深計
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この部分が観測室。斜方12面体という立方体になっています
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おもしろ発見 その4【あっ!ビルの中に観音様が!】
月島西仲通り商店街を歩いていると、真新しいビルの1階、もんじゃ屋さんとレストランの間に、「月島観音」と書かれた入口を発見! 「こんなところに観音様が?」と少々訝しがりながら奥へ進むと……、突き当たりには、なんと、月島開運観世音様が鎮座していました。
この観音様は約60年ほど前に、地元の篤志家によって寄進されたもので、観世音菩薩を善光寺大本願において入魂した上で、この場所に安置したそうです。参拝した人たちの開運と祈願成就はもちろん、特に遺失物の発見や病気の平癒に御利益があるとのこと。早速、初穂料を納め、開運小判の御守を購入しました!
月島観音入口
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写真奥に観音様が鎮座。
その姿はぜひご自分でお確かめください!
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