中央区の通りを歩く 第1回晴海通り(前編)

第1回では、中央区内を通る晴海通りのうち、銀座界隈の数寄屋橋交差点から東銀座界隈の三原橋交差点までをご紹介します。

晴海通りは、千代田区有楽町1丁目から、中央区銀座、築地、勝どき、晴海を通り、江東区東雲2丁目まで続く通りです。通りの名前の由来は中央区晴海。晴海は、昭和6年に完成した埋め立て地で、当時は月島4号地と呼ばれていました。この4号地では、万国博覧会の開催や東京市庁舎の移転などが計画されていましたが、戦争の激化によりどちらも幻に。昭和30年代からは、東京国際貿易センターでモーターショーなど各種イベントが数多く開催され、東京を代表する展示会場として大いに賑わいました。

現在の晴海は、晴海埠頭、晴海客船ターミナルなど、港湾地区としての姿を残しつつ、晴海アイランド トリトンスクエアや大型商業施設、超高層マンションなどの建設が相次いでいます。2006年3月には、晴海4、5丁目と江東区豊洲6丁目を結ぶ、晴海大橋が新たに完成。同橋を渡る晴海通りは、今後、2009年を目処に江東区有明への延伸が予定されています。


1 数寄屋橋交差点

晴海通りと外堀通りが交差する数寄屋橋交差点。中央区内で最も大きいスクランブル交差点です。建物の屋根にまち針が刺さったような形の数寄屋橋交番は、形も場所もわかりやすく、有楽町付近での待ち合わせ場所として有名です。

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銀座界隈の街灯

2 銀座周辺の通り沿い

意匠を凝らした建物が並ぶ、銀座周辺の通り沿い。街路樹として植えられているのはケヤキ。その背はとても高く、街灯の高さにも負けません(銀座界隈の歴史はこちらへ

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おもしろ発見 その1【ケヤキの下にも銀座】

通り沿いのケヤキの下をよく見ると……、木を囲う板の中に「銀座」と書かれたプレートを発見。こんなところにも、銀座がありました。

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3 銀座4丁目バス停

晴海通りは交通の要所でもあります。晴海通りには、晴海埠頭行きや豊洲駅行きなど、場所によっては計5本以上の路線バスが走っています。

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4 銀座4丁目交差点

晴海通りと中央通りが交差する銀座4丁目交差点。四つ角に位置する、和光、三越、三愛は銀座を代表する建物群です。建物上方の壁に設置された大型スクリーンからは、常に最新の情報やニュースが流れ、交差点を賑わせています。


東銀座界隈から見た銀座4丁目

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おもしろ発見 その2 【交番の上に……カエルが!】

銀座4丁目交番の建物の上へ視線を上げていくと……、親子と思われる2匹の「安全カエル」の姿が。にっこり笑顔で、仲良く、まちを見守っています。

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5 三原橋交差点、東銀座界隈

晴海通りと昭和通りが交差する三原橋交差点。交差点手前までは映画館やオフィスビルなど近代的な建物が並んでいますが、交差点を渡ると、その奥に位置する歌舞伎座によって通りの雰囲気は和の世界に一変します。

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