日本橋室町界隈

地名の由来

室町という地名は江戸から続いています。現在のように‘日本橋’が冠称されるようになったのは昭和22年以降です。江戸時代は今の日本橋室町1〜2丁目の中央通りをはさんだ一部で、徳川家康の入国後に町屋として開かれました。町名は京都の室町にならったもので、江戸第一の繁華街でした。明治になると東京府に所属し、明治2年に本町3丁目裏河岸を合併、同年11月に日本橋区に所属しました。この頃から資生堂・千疋屋などの有名商店が軒を連ねました。昭和6年から7年に行われた区画整理によって、品川町・品川裏河岸・十軒店町の全部と、駿河町・安針町・伊勢町・炭町・瀬戸物町・長浜町・本皮屋町・金吹町・本町・本小田原町・本船町・本石町・本銀町の一部を編入して室町1〜4丁目となりました。
日本橋から室町方面
日本橋から室町方面
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