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■歴史
 江戸時代初期、この辺り一帯は海辺の葦が茂る湿地帯でした。天正18(1590)年、徳川家康の江戸入城後、江戸城の増築等に次ぎ、商業地として造成し町割が行われました。家康はここを地租税免除としたため、伊勢・大阪・京都・奈良等から商人や職人が多く集まり、江戸の商工業の中枢となりました。
 慶長6(1601)年日本橋本石町に金座が置かれました。その二年後には、日本橋が架けられ、その翌年、橋が五街道の起点に定められ、全国から人々が集まり江戸随一の賑わいを見せました。更に、江戸の初期から、関東大震災で築地に移転するまで橋北詰東側一帯に魚市場があったことも、多くの人達が集まった一因となりました。
 橋南詰めには、江戸時代、御禁制や公示の掲示をした高札場があり、その反対の東側には、罪人などを人目に触れさせる晒場がありました。幕府の「秤座の制」により、天保13(1842)年から明治8(1875)年まで、現日本橋3丁目に「江戸秤座」が置かれ、明治時代には、日本橋1丁目に「食傷新道」とも言われた横丁「木原店」が出現。多くの飲食店で賑わい、日本橋繁華街の要として栄えていました。
 現在は、高速道路や、近代的なビルの建設等で、古くからの景観は失われていますが、江戸や明治から続く商店や史跡等が今尚残り、江戸の歴史を偲ばせています。

■日本橋・京橋まつり「東京パレード」   映像はこちら
 中央区観光商業まつりの協賛行事として毎年行われ、2003年で31年目を迎える「日本橋・京橋まつり」では、「東京パレード」がメインイベント。毎年10月の第2日曜日に行われます。
 中央通りを日本橋室町4丁目からスタートするパレードは、終点の京橋3丁目交差点までの約1500メートルを、吹奏楽団や鼓笛隊、バトントアラー、世界各国のパフォーマンスや踊りの団体等色鮮やかなコスチュームに包まれた数十団体が練り歩き、災害対策車、排水ポンプ車等の特別車も参加して、華やかで盛大なパレ−ドとなります。通り両側には多くの見物客が詰めかけ、拍手や歓声がパレードを一層盛り上げます。2003年の開催は10月25日(下記の中央区江戸開府400年記念事業記事参照)。

■中央区江戸開府400年記念事業
 2003年は、徳川家康が江戸に幕府を開いて、400年。これを記念して、中央区では一年を通して様々なイベントが展開され、年が明けた1月には浜離宮恩賜庭園においてオープニングパレードが盛大にとり行われました。今後の主なスケジュールは、山車・神輿・音楽で中央通りを行進する「名橋・日本橋創架400の記念パレード」(3月30日)、時代絵巻パレード・日本橋京橋まつり東京パレード・銀座アキュイユパレードを合体させた「江戸東京“華”パレード」(10月25日)、区内の老舗や銘店の名品を創作再現し販売する「江戸・食文化4百年の祭典」(11月初旬)、エンディングイベントとして中央区の魅力を再認識するシンポジウム「江戸ルネッサンス会議」(12月中旬)等、多彩な催しが繰り広げられます。

■山王祭   映像はこちら
 天下祭り、また、御用祭りとも言われる日枝神社(千代田区)の「山王祭」は、江戸時代からの江戸最大のお祭りのひとつです。6月13日から三日間に渡って行われ、大祭は隔年。次回は2004年になります。
 日枝神社は、明治の神仏分離以前は、山王権現といい、江戸城内に産土神として造営されました。氏子は160町に及び、45番の組織を作りました。中央区からも、各連合町会等からそれぞれ神輿が出され、賑やかで華やかなお祭りが展開されます。約四百人に及ぶ祭礼行列が朝から夕刻までかけて、永田町から、茅場町の日本橋日枝神社を経て、銀座へと巡ります。

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2003年3月掲載記事  
※内容は、掲載当時のものとなります  
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