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日本橋・橋の南側 前編

日本橋・橋の南側トップ|前編|後編情報アクセス

日本橋高島屋 住所:中央区日本橋2-4-1 電話:03-3211-4111
営業時間:10:00〜19:30 定休日:不定休
 天保2(1831)年、呉服店として京都に創業した高島屋。日本橋での開店は、昭和8(1933)年です。百貨店として初の全館冷暖房装置、1階吹き抜けホールの貴重なイタリア製大理石の柱、また現在では稀少になったジャバラ式のエレベータなど、70年前の開店時に備えられた、都心店にふさわしい設備が、今もその格調ある姿が保たれています。
 高島屋のシンボルはバラ。各受付には、多彩な品種のバラが飾られ、当日のバラの名前や特徴が、毎朝開店3分前に正面入り口にて説明されています。また、入り口付近のローズデスクでは、ホテルの相談係であるコンシェルジュの組織「レ・クレドールジャパン」の百貨店初メンバーとして、近隣レストランや施設等も含めた館内外の案内を丁寧にしています。
受付にばらがあるのは知ってたけど、毎日種類をかえていたとはね〜。

DIC COLOR SQUARE 住所:中央区日本橋3-7-20ディックビル1階 電話:03-3279-0409
営業時間:10:30〜18:30 定休日:不定休
 色彩化学のリーディングカンパニー「大日本インキ化学(DIC)」が、2001年7月にオープンした「DIC COLOR SQUARE」は、色彩に関する様々な情報、色彩を基軸としたクリエイティブな企画を発信するアートカラーの発信地です。
 展示用照明や、音響及び映像機器等が完備された210平方メートルの施設には、絵画、写真、オブジェや映像作品等、様々な展示が常時行われています。美術大学の卒業制作展、コンクールの入選作品展、また、企画展示や持ち込み展示等、出展者や用途も多様です。開放的な雰囲気のスペースのため、気軽に立ち寄り、豊かな色彩やデザインでアート感覚が楽しめます。

江戸秤座跡 住所:中央区日本橋3-7-20 ディックビル
 徳川幕府は、承応2(1653)年、秤座の制を定め、公定秤の製造や、量目検定等を、江戸と京都の二座に行わせ、秤の基準の全国統一をはかりました。
 江戸初期までは、地方や業種により量目の異なった秤が使用される等、不正な秤も少なくありませんでした。この制により、幕府は、西国33カ国を京都の神家に、東国33カ国を武田信玄の家臣で秤製造をしていた守随家に、それぞれ許可を与え、秤の製造・販売、頒布、秤検査の極印料取り立て等の権利を独占させました。
 江戸秤座は、江戸城下で幾度となく移転を繰り返しましたが、天保13(1842)年以降から、明治8(1875)年、明治政府の「度量衡取締条例」により廃止となるまでの間は、この地にありました。現在、区民史跡としてディックビルに説明板が置かれています。

吉野鮨本店 住所:中央区日本橋3-8-11 電話:03-3274-3001
営業時間:月〜土11:00〜14:00、月〜金16:30〜21:30 定休日:日・祝日
 江戸前寿司の老舗「吉野鮨本店」は、明治12(1879)年の創業。初代が日本橋界隈に屋台を出したのが始まりです。日本橋2丁目のお店を経て、この地に開店したのは昭和45(1970)年。現在江戸前の技を守るのは4代目と5代目です。
 お薦めは、海老・マグロ・白身・こはだ・たこ・穴子・いか・玉子等、常時15〜6種類乗った「ちらし(2000円〜)」。ご飯は、干ぴょう・海苔・人参等の五目ちらしになっています。人気は「握り(2000円〜)」。中でも穴子、あさり、蛤がお店の名物です。築地魚河岸で毎日仕入れるネタと、創業以来、粕酢を使った酢飯で握る江戸前寿司に、舌鼓を打つお客様の中には2代前から通っているという常連さんも少なくありません。コースは、握り寿司・刺身・酢の物・焼き穴子で6000円〜。席は1階32席、2階は20人迄のお座敷があります。

丸善 住所:中央区日本橋2-3-10 電話:03-3272-7211
営業時間:10:00〜20:00(日・祝日は〜19:00) 定休日:年始のみ
 明治2(1869)年、書籍・文具・洋品雑貨を販売する丸屋商社が横浜で創業された翌年、「丸善」日本橋店は開店しました。株主と社員で構成する株式会社としては事実上の日本第一号であり、日本で初めて洋書の輸入販売を始めたお店でもあります。また、書籍のみならず、福澤諭吉の洋服仕立局を明治6年に引継いだ同社ファッション部門では、他店に先駆けた海外ブランド品を導入。また、万年筆やタイプライター等を明治時代に初めて日本に広める等、海外の文化を日本に紹介するパイオニアとしての役割を果たしてきました。
 4階の売場には2つのギャラリーがあり、常時様々なイベントが開催されています。中でも1月「洋書のそるど市」、10月「世界の絵本展」12月「世界のカレンダーフェア」等は、毎年恒例の催事です。
海外の本って、おもしろいのが沢山あるね〜。滅多に本を読まないトノも、思わず買ってしまいそう。。って、外国語が読めん!

レストラン マルゼン 住所:中央区日本橋2-3-10丸善ビル屋上 電話:03-3272-3595
営業時間:11:00〜19:00 定休日:年始のみ
 丸善ビルが完成した昭和29(1954)年、日本で初の屋上ゴルフ練習場ができ、そのクラブハウスとしてオープンしたのが「レストラン マルゼン」です。
 一番の人気は「ハヤシライス(サラダ付900円)」。丸善の創業者・早矢仕有的氏が、明治の初め頃、自宅に招いた友人に、肉や野菜を一緒に煮て御飯を添えもてなしたのが、洋食の定番「ハヤシライス」の始まりといわれています。甘味とこくの秘訣は、ベーコン、バナナとりんごを加え、約15日かけて仕上げたデミグラスソースが自慢。週に何度と通う常連客も多く、お昼時は行列ができます。お薦めは、半熟卵にカレーとハヤシの2色ソースが好評の「オムライス(サラダとオレンジジュース付1200円)」。他にも「カレーライス(800円)」等、シンプルな洋食メニューが揃っています。客席は25席あります。

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2003年3月掲載記事  
※内容は、掲載当時のものとなります  
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