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日本橋・橋の北側 前編

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日本橋魚河岸跡 住所:中央区日本橋室町1-8
 江戸初期から、大正12(1923)年関東大震災を機に、築地へ移転するまでの間、魚市場がこの日本橋にありました。
 徳川幕府から江戸湾内の漁業を許された摂津国佃村出身の漁師達が、江戸城に納めた残りの魚を日本橋で売るようになったことからと伝えられます。以来、市場があった日本橋の北詰東側一帯は、船積みされた鮮魚を売る人や、それを求める人達で溢れ、1日に千両の金が動くと言われる程大きな賑わいを見せていました。また、城下の人々の貴重な蛋白源としての役割がここで果たされていました。現在は、日本橋北詰の東側に、この界隈が魚市場発祥の地であったことが刻まれた「魚河岸記念碑」が建っています。

日本橋・日本国道路元標 住所:中央区日本橋室町1-1
 2003年で創架400年の「日本橋」は、慶長8(1603)年に架けられました。以来、その姿は「江戸の象徴」として人々に親しまれてきました。現在の橋は、明治44(1911)年に完成した石造二連アーチ橋で、重要文化財として国から指定されています。
 橋が架けられた翌年の慶長9(1604)年、五街道の整備により、日本橋は、街道の一里塚の里程の原点となり、旅人など各地から集まった人達で溢れ、江戸随一の賑わいをみせました。明治時代になり、橋の中央が国内諸街道の起点に定められ、現在も国道1号線をはじめ、他6つの国道の基点となっています。昭和47(1972)年、橋の道路中央部に「日本国道路元標」の銅版が埋め込まれ、また、橋の北詰にはその複製品が埋められています。
お江戸日本橋の真中に立ってみれば・・・。すごいですねぇ。今、私が日本の中心?ちょっと優越感、感じちゃいますよ。

トラットリア・イタリア 住所:中央区日本橋室町1-7-1スカイビル1階 電話:03-6202-0095
営業時間:11:00〜22:30(土・日・祝日は11:30〜22:30) 定休日:無休
 日本橋で最大級を誇るイタリアンレストラン「トラットリア・イタリア」は、鮮度にこだわった旬の素材を使ったお料理と、ワインが楽しめるお店です。文京区からスタートしたお店の5号店として2001年にオープンしました。
 1番の人気は「イタリアンランチプレート(1200円)」。メイン料理と2種類のパスタ、パン、サラダ、デザート等が大きな皿に盛り込まれたランチメニューです。
 自慢は本場イタリア製の石窯で焼く、30センチの食べ応え満点のピッツァ。約10種類があり、中でもお薦めはモッツァレラチーズと特製トマトソースが絶妙の「ピッツァマルゲリータ(1280円)」です。アラカルトやコース料理、またイタリア産中心の赤白120種類(グラス500円〜、ボトル2500円〜)のワインも充実しています。130席。

山本海苔店と「ラ・メール」 住所:中央区日本橋室町1-6-3 電話:03-3241-0261
営業時間:9:00〜18:30 定休日:無休(山本海苔店)
 嘉永2(1849)年、この地に海苔の専門店として創業し、6代に渡って上質な海苔で親しまれる老舗です。明治2(1869)年に、初めて「味附海苔」を創案したことでも知られています。現在は、六大都市を中心に、全国に180余の店舗をかまえる名店です。
 お薦めは、店独自の海苔焼き機で焼いた「焼きたて全判焼海苔(全型10枚入、500円)」。他では味わえない焼きたての風味が楽しめます。また、岩のりを荒切りにし、焼き上げた「岩のり荒干し(10グラム300円)」、同シリーズの「味噌汁(3食入300円)」等、海苔の加工食品も幅広い人気を得ています。隣接の喫茶店「ラ・メール」では、バタートーストの上に、醤油をぬった焼きたての海苔を乗せた「のりトースト(300円)」が好評です。卵とドリンク付きのセットは400円。営業時間は8:00〜17:00。定休は土・日曜日。15席。

三浦按針遺跡 住所:中央区日本橋室町1-10-8タガワ宝石店前
 日本に渡来した最初の英国人であり、鎖国下であった日本に絶大な貢献をしたウイリアム・アダムス(1564〜1620)の屋敷がこの地にありました。
 英国ケント州に生まれたアダムスは、オランダ船リーフデ号の航海士として、慶長5(1600)年、豊後国(現大分県)に漂着しました。その後、徳川家康より江戸に迎えられ、日本橋室町に屋敷を、三浦半島に領地が与えられました。造船・砲術・地理・数学等を教授し、家康・秀忠の外交・通商顧問となり、日英貿易においても大いに活躍しました。拝領した三浦半島と、水先案内を意味する按針に由来し、将軍より「三浦按針」の日本名が与えられました。屋敷のあったこの辺りは、昭和7(1932)年頃まで、按針町と呼ばれていました。タガワ宝石店前に、都指定旧跡として英文入りの石碑が建っています。

神茂 住所:中央区日本橋室町1-11-8 電話:03-3241-3988
営業時間:10:00〜18:00(土曜は〜17:00) 定休日:日曜・祝日(及び7・8月は土曜日)
 創業は元禄元(1688)年と伝えられる蒲鉾・半ぺんの老舗「神茂」。明治、大正、昭和天皇の御即位の折には宮中に御蒲鉾を納めた名門です。
 石臼ですった青鮫やよし切鮫等、生の鮫のすり身に、山芋・卵白を加え、塩等で調味し、一枚ずつ手作業で形を取るという18代に渡る伝統の半ぺんは、山の形の「手取り半ぺん(1枚350円)」と楕円形の「半月(250円)」の2種類があり、共に淡雪のような食感が特長のお薦めの一品です。人気は、8種類の種が入った「調理済おでん(600円)」。他にも、保存料・化学調味料・澱粉不使用のグチのすり身のみを使った「蒲鉾極上(1本2000円)」、グチとタラで仕上げた「蒲鉾(1本1200円)」等、名品揃いです。

日本橋鮒佐 住所:中央区日本橋室町1-12-13 電話:03-3270-2731
営業時間:9:30〜18:30(日・祝日は11:00〜16:00) 定休日:第3日曜日及び年始
 「日本橋鮒佐」は、文久2(1862)年、佃島の漁師が作った雑魚の塩煮をヒントに、初代が佃煮を作り売ったのがお店の始まりと伝えられています。以来約140年間4代に渡り、選び抜いた旬の素材に長年培ったタレを加え、独自の製造方法で作る「元祖佃煮」は、多くの食通に愛され続けています。人気は宮崎・愛知県産の鮮度のよいしらすを使った「しらす佃煮(48グラム600円)」。お薦めは、短冊に切った青森・栃木県産のごぼうの、しゃきっとした歯ごたえが好評の「ごぼうの佃煮(65グラム450円)」。何れも、さっぱりとした辛口の仕上がりが店独特の味です。また、福豆を煮てカカオパウダーをまぶした異色の「カカオ福豆(冬季限定1パック360円)」は、ほろ苦いカカオとねっとりとした舌触りの豆のコンビネーションが絶妙の逸品です。この他、生海苔や、芝海老等の旬の名物が季節毎に楽しめます。
この辺は、由緒ある老舗が軒を並べています。永く続いているだけあって、皆様、さすがにいいお仕事してます!行ってみたいお店、みつかりましたか。

伊場仙 住所:中央区日本橋小舟町4-1伊場仙ビル1階 電話:03-3664-9261
営業時間:10:00〜18:00 定休日:土・日・祝日
 天正18(1590)年に創業し、江戸幕府の御用達として、主に和紙、竹製品などを扱っていた「伊場仙」。江戸後期より、浮世絵の版元として江戸市中にその名を更に広めました。
 14代目の時代となる現在は、団扇や扇子をはじめ、便箋や油とり紙、ポチ袋等の和紙製品がお店に並んでいます。特に人気を集めているのが、きんぎょや、よろけ市松、ひょうたん等、江戸時代の手拭いの柄を使った扇子「手拭い地布扇(2800円〜)」。お薦めは、元来の扇子に比べ、骨の本数と露出部分を多くしたデザインが斬新な女性向けの扇子(3500円〜)です。綿や絹の天然素材を用い、江戸紫・江戸藤・若竹色等、江戸時代からの色と柄を使ったオリジナル商品の数々は、和服のご婦人は勿論のこと、若い女性にもモダン感覚で受け入れられています。

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2003年2月掲載記事  
※内容は、掲載当時のものとなります  
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