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2003年で創架400年の「日本橋」は、慶長8(1603)年に架けられました。以来、その姿は「江戸の象徴」として人々に親しまれてきました。現在の橋は、明治44(1911)年に完成した石造二連アーチ橋で、重要文化財として国から指定されています。
橋が架けられた翌年の慶長9(1604)年、五街道の整備により、日本橋は、街道の一里塚の里程の原点となり、旅人など各地から集まった人達で溢れ、江戸随一の賑わいをみせました。明治時代になり、橋の中央が国内諸街道の起点に定められ、現在も国道1号線をはじめ、他6つの国道の基点となっています。昭和47(1972)年、橋の道路中央部に「日本国道路元標」の銅版が埋め込まれ、また、橋の北詰にはその複製品が埋められています。 |