銀座の街の一角に建つ「銀座教会」。その歴史は1890(明治23)年に遡ります。築地居留地の、米国メソジスト監督教会の流れを汲むプロテスタントの教会が、この地に移転したことに始まり、震災や戦災等を乗り越え、現在は、地上8階地下2階の建物で4度目の建設になります。3〜4階が吹き抜けの大礼拝堂は、昭和18(1943)年から正午礼拝(月〜土曜日)が行われ、近くで働く人やショッピング途中の人が訪れ、30分間にわたり、祈りのひとときを過ごします。また水曜日のこの時間には、教会の音楽主任兼オルガニストの草間美也子さんが、バッハの宗教曲等を演奏する「オルガンの調べ」を開催。クリスマスイヴの燭火(しょっか)礼拝等もあり、入場は自由です。 |