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銀座5〜8丁目 後編

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銀座柳の碑 住所:中央区銀座8-9先
 当初、銀座の街には日本の代表的な植物である桜、楓、松が植えられていました。しかし、この地はもともと埋立地であり土壌に水分が多いため、すぐに根腐れを起こして枯れてしまう樹木が後を絶ちませんでした。そこで代役に選ばれたのが湿気に強い柳でした。関東大震災後にはイチョウに植え替えられたり、道路の拡張や区画整理などにより姿を消してしまうこともありましたが、柳の風情を懐かしむ声により二度三度となく復活。しかし、今では外堀通りや銀座柳通り、御門通りなどの一部で風になびく柳の姿を見ることができるだけとなってしまいました。「銀座柳の碑」には、当時の面影をしのんで西条八十作詞「銀座の柳」の歌詞が刻まれています。
 

博品館TOY PARK 住所:中央区銀座8-8-11 電話:03-3571-8008
営業時間:11:00〜20:00
 1982(昭和57)年、遊品(玩具)専門店としてオープン。地下1階から地上4階までの売り場に約5万点の商品が詰まったおもちゃの専門店としてスタートしました。以来、「日本一大きい玩具店」としてギネスブックに名を連ねたこともあり、名実ともに日本を代表する玩具専門店となりました。
 「お買い物自体も楽しんでいただこう」と商品の陳列にも工夫を凝らし、実際に手で触ったり動かしたりすることができる店作りも特徴の一つです。ゲームやバラエティ雑貨、ぬいぐるみ、オルゴール、知育玩具、プラモデル、キャラクターグッズ、ステーショナリーと品揃えも豊富です。平日はOLやサラリーマン、週末は家族連れと、どの売り場もおもちゃを手にするお客様でいつもにぎわっています。
 また、金春通りには24時間購入できる「おもちゃの自動販売機」も設置。眠らない街、銀座の名物となっています。


金春屋敷跡(こんぱるやしきあと) 住所:中央区銀座八丁目6・7・8
 江戸時代、幕府直属の能役者として宅地や家禄を支給されていた家柄に「金春(こんぱる)・観世(かんぜ)・宝生(ほうじょう)・金剛(こんごう)」の四家がありました。そのうち、もっとも伝統が長く、栄えていたのが金春家であったと言われており、1607(慶長12)年には観世太夫とともに江戸で能を演じたこともありました。
 当時、金春家の屋敷は寛永の江戸庄図に「金春七郎」と記されており、現在の銀座八丁目6〜8まで占めるほど広大であったとされています。
煉瓦街の名残を示す史跡の下に置かれたこの「金春屋敷跡」は、当時の古い写真をもとに銅板に彫刻されたものであり、見る角度によって昼夜の陰影が出るように工夫されています。

屋敷があったなんて、ふむふむ

ギンザのサヱグサ 住所:中央区銀座7-8-8 電話:03-3573-2441
営業時間:10:30〜19:30 定休日:無休
 イギリス調の店構えと屋根に取り付けられた風見鶏でおなじみの「ギンザのサヱグサ」は1869(明治2)年の創業です。文明開化まもない日本において、ヨーロッパから仕入れた衣類を販売する西洋小間物商としてのスタートでした。時代を超えて長く愛され続けているオリジナルの他に、フランスやイタリアなどから輸入した子供服を中心に取り扱っています。現在、SAYEGUSAでは子どものライフスタイルを提案するスペシャリティショップを目指しており、「上品なテイスト」「適切な品質」「ユーモア感覚」という独自の視点で厳選した、日常着からおめかし用まで、あらゆるシーンに対応できる品ぞろえをしております。
 1階と地下1階は2歳半から13歳まで、2階は新生児から2歳半までのコレクションを用意。また2階にはヨーロッパ製の安全製の高い知育玩具やハイセンスな雑貨などもあり、子どもたちのライフスタイルを彩る商品が充実しています。
 

GINZA KOMATSU BOUTIQUE 住所:中央区銀座6-9-5 電話:03-3572-5151
営業時間:11:00〜20:00 定休日:年中無休
 「GINZA KOMATSU」は、2002(平成14)年10月にリニューアル。1946(昭和21)年の開業以来、長く銀座のファッションをリードしてきた老舗として、新たな一歩を踏み出しました。
 高い天井と大きなプライベート階段が印象的なエントランスを抜けて3階へ進むと、そこに「GINZA KOMATSU BOUTIQUE」があります。小松ストアー直営のセレクトショップとして、クラシックでエレガントな服や小物などを中心に取りそろえてあり、ブランドの数は60にも及びます。ヨーロッパやアメリカなど世界各国から厳選されたファッショナブルなアイテムは、30〜40代の女性を中心に人気を集め、その品質の良さから親子で長く愛用するお客様もいらっしゃいます。
 同ビルには「ブルガリ」をはじめ、アクセサリー、フレグランス、フラワーショップ、ネイルサロンなどのショップもあり、ファッショナブルライフを全館にわたって提案しています。
 

石川啄木歌碑 住所:中央区銀座6-6-7先 朝日ビル前
 現在の銀座六丁目近辺は、以前、滝山町という名称でした。その地を本拠地として構えていた東京朝日新聞社で、歌人の石川啄木が働いていました。1909(明治42)年12月、函館から上京した啄木は校正係として勤務。1912(明治45)年4月13日、27歳でこの世を去るまでの3年間、啄木は遠く離れた故郷のことを思い「一握の砂」「悲しき玩具」など、優れた望郷の歌を数多く残したとされています。碑には没後60年を記念して、当時の新聞社の様子を表した「京橋の滝山町の新聞社灯ともる頃のいそがしさかな」という啄木の歌が刻まれています。

銀座には昔から著名人が訪れていたんですね。

空也 住所:中央区銀座6-7-19 電話:03-3571-3304
営業時間:10:00〜17:00(土曜日〜16:00) 定休日:日曜、祝日
 1884(明治17)年、上野池之端に創業。戦災で焼失後、1949(昭和24)年に現在地へ移転。現在は4代目主人が店を切り盛りしています。
 関東空也衆の一人であった初代が、仲間の援助で最中など生菓子の販売を始めたことから、空也念仏にちなんで店名を「空也」としました。夏目漱石や林芙美子の文学作品にも登場するなど、現在では東京を代表する和菓子屋の一軒としてその名を轟かせています。
 看板商品である最中は、予約なしでは入手できないほどの人気商品です。発送や配達は行っていないため、ここでしか味わえない味と東京のお土産としても大人気です。同ビル7階にある工場では保存料や添加物を一切使用せず、北海道産の小豆で約5時間かけてあんを作ります。さらにそれを一晩寝かせて皮に挟むという、昔ながらの製法を頑なに守っています。最中10個入りで900円(自家用箱使用。化粧箱の場合は950円)。パリッとした皮と甘さを控えたあんは、一度口にしたら二度と忘れられない味になるでしょう。


三笠会館 TRATTORIA Mezzanino 住所:中央区銀座5-5-17 三笠会館本店中2階 電話:03-3571-8181(代)
営業時間:11:30〜23:00(LO22:00) 定休日:年中無休
 1925(大正14)年創業のレストラン「三笠会館」。そのなかで1988(昭和63)年にオープンしたイタリアンレストラン「TRATTORIA Mezzanino(トラットリア メッツァニィノ)」は、「おいしい魚料理が食べられるイタリアンレストラン」として知られています。神奈川の三崎漁港から毎日直送される新鮮な魚介類を炭火焼きやオーブン焼き、粗塩包み焼きなど6種類の手法でアレンジした料理はヘルシーながら味わい深いと話題です。
 2002(平成14)年春、シェフはイタリア・チェチナの有名シーフードレストランで研鑚を積みました。その成果を凝縮した本場の味が手軽に味わえると好評を博しているのが「三崎港直送鮮魚ランチ」。メニューは月替わりで構成され、5月1日からのメイン料理にはトスカーナ州の伝統料理、ニンニクやプチトマトの使い方が決め手となる「鮮魚フィレのフリットゥーラ」を用意。コース料理ではミネストローネ、サラダミスト、本日のケーキまたは季節のソルベ、自家製パーネ、カフェがセット(1800円)となっています。


コイコリン(三愛前) 住所:中央区銀座5-7-2
 三愛ドリーム館の前には、二匹の猫の銅像が隠れています。1963年(昭和38)年、ビルの建設と同時に建てられたこの銅像は、向かって右側がオスの「ごろべえ」、左側がメスの「のんき」と名付けられており、女性はオスを、男性はメスをなでると恋の願いが適うと言われています。ただし、なでるのは2回。また、「ステキな恋人が現れるように」と祈る場合は頭「壊れた恋を取り戻したい」と祈る場合は背中、とそれぞれなぜる場所が決まっているので要注意。ぜひ銅像のとなりに建てられた案内板を参考にして、「恋の招き猫」コイコリンにお祈りしてみてください。

願いか叶いますように!

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2003年5月掲載記事  
※内容は、掲載当時のものとなります  
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