現在の京橋税務署あたりは明治時代、東京一の劇場とうたわれた守田座があり、のちに地名にちなんで「新富座」として人気をよんだ。この文化の伝統を継承して誕生した新富座こども歌舞伎の会が、2月の節分会に続いて、鉄砲洲稲荷神社の例大祭にちなんで、5月4日(月)の祝日、奉納歌舞伎を公演する。
開演は午後1時30分。番組は豪華三本立て「寿式三番叟」「三人吉三巴白浪・大川端庚甲塚の場」「白浪五人男・稲瀬川勢揃の場」
この「こども歌舞伎」は新富町で日本舞踊を教える諸河文子さんの声かけで始まり、当初は小学生7人でスタートしたが会員が増えて三本を演じるまでになった。新富商栄会も音楽演奏などで協力する。 |