3月15日の日曜日、築地本願寺の境内で「築地生誕350年祭」のイベントを開催。築地小学校ブラスバンドの演奏に次いで行なわれたセレモニーで実行委員長の小林高光連合町会長が「子ども達が生涯思い出になるイベントを考えました」と、「350人で築地巻き寿司に挑戦」への思いを説明した。
境内は親子づれ、地域スタッフらで2千名近い人で埋まった。テーブルには、まきすの上に160メートルののりが置かれ、そのうえにしゃりを置いて、土手を作ったのち、ネタのマグロ、イカ、キューリ、玉子焼を順に置いていく手順。このあとのりを巻いて完成。この作業に要した時間は実に1時間30分。全員で手まき寿しを掲げたとき、みんな笑みを浮かべた。築地でしか出来ないイベントに誇らしげだった。 |