日本橋川の上に架かる高速道路の撤去こそ、日本橋再生のキイポイントということで地元の悲願になっている。
すでに小泉総理の時に高速道路の撤去(移設)の構想が明らかにされ、この問題の新しい地平が切り開かれた。それから2年が経過。8日、深谷代議士の案内で名橋・日本橋保存会の中村胤夫会長(三越相談役)ら役員が金子一義国土交通大臣を訪問。地元の意向を伝えるとともに、地域としての今迄の活動も紹介し、協力を求めた。大臣は、地元の意向を受け、努力を約束した。
会長と同行した役員は次の各氏。副会長=細田安兵衛、岩沙弘道▽事務局長=永森昭紀▽理事=山桝勝彌、中川俊広。
大臣への要望書
平成18年に高速道路移設構想が示されて以来、地元では「自ら出来ることから」を合言葉に、行政の指導を得ながら日本橋地域への再生へ向けた活動を進めてきました。
その一つとして、都市の自然環境の保全、「川を活かした街づくり」の気運も高まっております
地域の貴重な財産である日本橋再生推進協議会・日本橋ルネッサンス100年計画委員会・日本橋地区町会連合会等、地域一丸となって、今後とも「川を活かした街づくり」を進めてしく所存でありますので、沿岸再開発事業(容積の移転)等、総合的な観点からご支援を賜りたくお願い申し上げます。 |