浅草寺本堂落慶50周年の記念ご開帳に合わせ、10月6日から今月の23日まで、毎日曜、西側参道の特設舞台で「浅草奥山こども歌舞伎まつり」が開催された。
16日には「新富座こども歌舞伎」が出演。朝から小雨まじりの生憎の天候のもと、新富町睦会の若手「睦友会」が協力して貸し切りの都バスに衣裳やカツラ、小道具を積み込んで会場へ。
参道では高張提灯を高々とかかげ、矢田区長と地元の木村区議、新富商栄会の恩田会長を先頭に子どもたちがお練り。また駆けつけた応援団は、伴天、ドンブリ、バッチにわらじばきの出で立ちで同行し、子ども役者の見事な口上は沿道の人たちの注目を集めた。
開演は1時と3時の2回で「三人吉三巴白浪、大川端庚申塚の場」を立派に演じた。唄や三味線の大人たちも晴れ舞台に満足気だった。
昨年に引き続き節分祭に合わせ鉄砲洲神社で2月8日(日)出演する。 |