昭和22年創立の月島一中、二中、三中が統合して三中となり、63年に佃中学の開校にともない学区域を変更、平成3年に校名を変更した晴海中学校が創立40周年を迎え、8日、記念式典を挙行。
冒頭の式辞で上澤正久校長は、全国初の複合施設で学べることに「本当に幸せ者だと常々感じています」「この施設に負けないよう共生を教育の理念に据えて励んでいる」と語り、「文武両道、共生を柱に、明日が待たれる学校を作り上げたい」と決意を示した。
矢田区長は挨拶で、世代交流型施設は生徒にとって「思いやりの心を育てる大変すばらしい実践の一つになっている」と高い評価を与えた。また安達教育委員長は、福祉体験や保育学習によって「人間は社会の中で互いに支えていることを実感している」として、教育目標「共生」の意義を強調した。
来賓を代表して区議会の今野議長とPTAの沼沢明夫会長から祝辞が寄せられた。 |