東京都消防繰法大会が今月1日に開催され、出場した京橋消防団第三分団が準優勝に輝いた。
都大会は今年で38回目の伝統行事。都内から選りすぐりの15消防団が参加して、可搬ポンプの操法を競った。優勝は麻布消防団、3位は練馬。
京橋消防団は、昭和54年の3位以来、29年ぶりの受賞。昨年度は日本橋消防団が3位だった。ちなみに日本橋は平成3年に優勝している。
今回準優勝した第三分団は銀座がエリアで、今年の京橋大会では破格の成績だっただけに都大会での期待も大きかった。また毎年実施される銀座防災訓練を19年の長きにわたり支えてきたことでも知られる。選手は次の各氏。指揮者=市川敏夫部長▽1番員=石川弘之班長▽2番員=亀岡正博部長▽3番員=村木秀児団員▽4番員=斎藤俊一班長。
5日、京橋消防団の森団長と保坂本団分団長、後藤第3分団長、守本本団副分団長と選手が区役所を訪れ、矢田区長に準優勝の報告をし、記念スナップを撮った。
この時、森団長は団員がひきおこした放火事件にふれ、「実はこうした不祥事で大会出場を辞退しようと思った。しかし『こういう時こそ頑張ろう』の励ましの声に支えられ出場したが、見事な成績をおさめることが出来て、これからの団の支えになります」と感動を語っていた。 |