昭和33年に創設された有馬ラジオ体操会が今年で50周年を迎え、14日の日曜日、ロイヤルパークホテルで多くの来賓を招いて、にぎやかに記念祝賀会を開催した。
司会進行は竹門栄一氏と地元選出の石島区議がつとめ、冒頭に会員物故者に黙祷を捧げた。
6代目会長の石木一良氏は「年中無休を会員としてかたくなに守りつづけており、22年前からは年間300日以上の出席者を表彰していて、これが会員の励みともなりまして、参加者も増えています」と会の現状を報告。今後、60年70年と、若い世代が支えていくことに期待をこめた。
ちなみに昨年の300日以上の出席者は13人の多きにのぼっている。
来賓を代表して、矢田区長は地域のコミュニティと健康を育てる核になってきたことに感謝の意を表した。中央区ラジオ体操連盟の杉田俊丸会長は「朝6時半、おはようございますの挨拶で全国一斉に始まる体操の参加者は同志であります」と連帯の和を強調。
日本橋3の部連合町会の中野耕佑会長は、最近顔を合わせても挨拶できない風潮のなか毎朝の交流が地域貢献になっていると感謝の念を語った。
水天宮の真木宮司は、「朝早いことは夜ふかしして飲めないことで、メタボ防止になります」と効用を説いた。
教育委員会の永嶋久子委員長の発声で乾杯をしたのち、アトラクションを楽しみ会員の交流をふかめた。 |