銀座8丁目の金春通り会と(社)金春円満井会による「能楽」が7日午後6時から金春通りの路上で演じられた。
開演に先立ち、金春通り会の千谷会長(伊勢由)は金春祭りが24回目を迎えることへの各方面の協力に感謝するとともに、「いわゆる商店街の祭りとは違い、文化に軸足を置いております」と、その意図するところを強調した。
矢田区長が羽織袴の出で立ちで扇子を手にあげると同時に「始めませい」の掛け声で能が開始。用意した椅子席は満席で、次第に夕暮れが迫るなか、笛と鼓が交互に鳴りひびき、謡いとともに能舞いが進行。ビルの谷間に幽玄の世界が広がっていった。
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