佃まつり
江戸開府からの伝統と歴史を誇りとする佃・住吉神社の本祭りは3年に一度。
とりわけ今回は、NHKの朝ドラ「瞳」効果で佃・月島が全国の注目を集めている。とにかくリピーターの急増は地元の人が驚くほど。
祭りのスタートは獅子頭の宮出し。2日、境内入口に集まった住吉講の若衆は一斉に獅子頭めざして走りよる。昔から獅子頭の鼻面にふれると縁起がよいとの言い伝えによるもので、このあと町内を巡行。
3日の日曜は宮神輿の船渡御。矢田区長、立石区議に深谷代議士も来賓として参列。佃公園側のテラスは人で埋まる。さらに勝どき橋にも人が並ぶ。出発と同時に船上からは七色の放水も、一斉に拍手と歓声がおきる。
その日の午後、宮神輿は勝どきの御旅所へ。2日間、各町会ごとに巡行して祭りはクライマックスを迎えた。
深川八幡祭り
江戸三大祭りと言われる富岡八幡宮も今年が本祭り。
中央区では新川と箱崎が氏子。特に新川は江戸の昔から酒問屋がひしめいて祭りの大黒柱でもあった。
17日、氏子の神輿54基が勢ぞろいして、8キロにわたり連合渡御を展開し、沿道は人で埋まる。連日うだる暑さなのに、なぜかこの日は朝から曇天。昼には雨が振りだす生憎のコンディション。
それでも神輿を担ぐ人たちには次々と水がかけられる。深川の祭りは水掛け祭りともよばれる。担ぐ人から「風邪ひいちゃうよ」の声も…。
今回は奥州平泉町の神輿が特別参加。勝どき橋を渡るときには見事な差し切りの枝を見せて、人々の拍手をあびた。
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