12日(土)から14日まで月島の西仲通り商店街で「草市」が開かれ、家族連れで賑わった。
月島の草市は昔ながらの盆供養に必要な品々を売る店が並んで、長年にわたり名物行事とされてきた。ところがこの草市が露天商をまとめる暴力団の資金源になっているとの警察署の指導により「手作り草市」に衣替えした。今年はその3年目に当たる。西通り商店会ともんじゃ振興協会に地元町会が協力して、実行委員会を結成。文字通り地域一丸となっての行事となった。
今回も、後援に芝浦工業大学が加わり、学生たちによる数多くの店舗が立ち並んだ。また、佃中学の和太鼓クラブが元気良く演奏すれば、芝浦工業大学ダンスサークルが「まゆげ猫ダンス」を披露して注目を集めた。
NHKの「瞳」によって月島地域は毎日、区外から多くの人が訪れてくる。その人たちの目を楽しませる草市だった。 |