6月26日の夜、鉄砲洲神社の社務所で第1回目の「鉄砲洲噺の会」が開催された。廊下にまで客があふれる盛況。
主演は桂右團治。早稲田大学で落語に恋し、十代目桂文治に入門、平成12年に落語協会初の女性真打に。当日は知ったかぶりの「やかん」と、お馴染みの「佃祭」を披露し、痛快な江戸弁で会場をわかせた。
さらに法政大学でマラルメを教える安藤俊次教授がフランス小噺を披露した他、三味線を手に名人の出囃子を奏して、その師匠の名をあてるクイズを演じたところ、通人が多くて音を聞くや当てる人が多かった。次回は11月12日(水)に。 |