日本橋問屋街のシンボルとされてきた旧両国ビルは昭和5年の製作。この旧第一コスガビルが野村不動産によって建て直され、同時に日本橋問屋街まちづくり協議会とデザイン協議会を発足。両国ビルのファサードのデザインを継承するとともに、記念レリーフを設置して、その除幕式が4月23日に開催された。
セレモニーで吉田副区長は「両国ビルを新設した曾禰中條は京橋の明治屋ビルも手がけていて、この名作を保存しようと努力している」、地元横山町の飛川会長は「両国ビルで戦災から多くの命が救われた」、そして東京理科大の宇野教授は「若い人の協力でモニュメントが実現できた」と、それぞれ思いを語った。 |