旦那芸をとっくりと楽しめる第57回目の「日本橋くらま会」が、4月29日の祝日、三越劇場で開催された。
仲入りで、くらま会の会員が勢ぞろい。代表して日本橋料飲組合の野永組合長が「今年はカッポレを大喜利でと思いましたが、御覧の体躯で片足ではねるのもおぼつかないので」と、世代交代を宣言。その大喜利は、次の世代の若旦那衆が「白波五人男」を見事に演じきり、会場はわきにわいた。
さらに今回は常盤小学校の子どもたちが、そろいの袢てんを着こなして頭の小泉太郎氏の指導よろしく「木遣り」を披露。このとき会場は子ども達の家族もふくめて満席という盛況ぶりで、拍手が鳴りひびいていた。 |