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■　4月21日発行

若旦那が白浪五人男 29日　日本橋くらま会大喜利

第57回「日本橋くらま会」が29日（火）の祝日に三越劇場で開演する。日本橋の旦那衆が日ごろ鍛えた芸をたっぷりと披露してくれて、馴染みの客から声もかかるなどして賑やかに進行する。 　開演は12時30分、築地たたこう会による江戸囃子で開幕。司会は湧井恭行氏と深山健一氏がつとめる。あでやかな舞台で粋な三味の音色にあわせ小唄、清元がくりひろげられる。 　休憩に次いで日本橋くらま会の連中がおそろいの着物姿で登場して、ご挨拶がある。 　57回を数えると旦那衆も代替わりして、若い世代に引き継がれることになった。そのお披露目が大喜利だ。白浪五人男を次の若旦那が演じる。 　日本駄右ヱ門　とよ田橋本享▽弁天小僧　繁乃鮨佐久間一郎▽忠信利平　松楽石原一弘▽赤星十三郎　喜代川渡辺昌宏▽南郷力丸　宇田川宇田川伸一。 　どんな演技になりますか、とくと御観覧を。入場は無料。