各橋日本橋保存会は日本経済新聞広告局と共催で2日、三越劇場で「日本風景街道、地域再生へ新たな鼓動」を開催。湯布院玉の湯会、山形県、NPO長堀21世紀、田原市エコエネ推進室の代表が地域からの報告。日本橋保存会の細田安兵衛副会長は「甦る日本橋」を報告。このあとシンポジウムが開かれた。
細谷氏は、現在の日本橋は明治44年に完成、当時の尾崎市長は「堅牢であり美観をそえる」と概嘆したが、3年後に百周年を迎え「堅牢」ではあるが、「美観」は高速道路がかかって「失われた感がある」と指摘。
さらに橋洗い、EM団子による川の浄化、季節の花を植える「はな街道」など地元の人たちによる活動を報告。また団体、企業の協力によるメトロリンク日本橋の運行も紹介、「日本橋にしかできない、日本橋らしいものを作りたい」と結んだ。 |