人形町1丁目の再開発事業「リガーレ日本橋人形町」が竣工したことにともない、敷地内にあった「茶ノ木神社」も建て替えられ、その還座祭が2月23日に斎行された。当日は折りからの突風に見舞われたが、地元選出の石島区議の司会で椙森神社の小針常昌氏の祝詞に始まり玉串奉奠を挙行。引きつづき再開発ビルに移り町会主催の祝賀会を開催。
11月14日、81歳で亡くなった福岡昇町会長の冥福を祈り全員で黙とうをささげた。
開会を松村副会長が宣したのち町会の会長代行石木一良氏が挨拶。茶ノ木神社は「徳川時代、下総佐倉の城主大老堀田家の中屋敷の守護神」と由来を説明。震災後、土地が福岡家の所有となり、その因縁で福岡町会長の熱意で日本橋七福神（布袋尊）に加わることになったと故福岡氏の功績に敬意を表した。
来賓を代表して矢田区長は「嵐に見舞われましたが、それだけに記憶に残る日となるでしょう」と挨拶。リガーレ日本橋人形町管理組合の鈴木健一理事長は「この日がリガーレのスタートだと思っている」とし、この日を迎えることなく亡くなった人たちへの思いも語った。水天宮の真木宮司は「神さまは見ています。火防の神なのでこの町会に火事はおきません」と挨拶。
江戸消防記念会は組の庄司氏の木遣りで鏡割りをしたのち、人形町商店街の重盛理事長の発声で乾杯、祝賀の宴で懇親をふかめた。日本橋3の部連合町会の中野会長の中締め、石山洋子副会長の閉会の辞で終了した。 |
