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■ 2月11日発行  このページの先頭へ
前年比50億減の新年度予算
10年後の人口を13万人に想定
 平成20年度の一般会計予算案が明らかにされた。総額614億2,404万円。対前年比で50億6,411万円の減。その理由は市街地再開発事業助成金が43億も減になったことなど。過去には平成13年にトリトン整備の終了で前年比で約105億、6年に62億の減がある。今回の当初予算は10年間の基本計画ならびに10年後の中央区と一緒に発表された。基本計画は平成30年の人口を13万人と想定し、それに向けての施策を示した。そのスタートに立つのが今回の当初予算。大きな建築物の計画はないものの、子育て、高齢社会、小中学教育にふみこんだ施策を示した。予算は次の5項目にまとめられた(1)総合的な子育て支援策の充実・強化と教育環境の改善、(2)すべての人々がいきいきと暮らせるまちづくりの推進、(3)世界に誇れるにぎわいと風格のあるまちづくりの推進、(4)水と緑と環境に配慮した快適な都心居住の推進、(5)地域ぐるみの安全で安心なまちづくりの推進。新規事業を中心にまとめた。

旧十思小3階に保育園
 旧十思小に保育園 十思スクエアの3階(約1,000平方メートル)に定員60名の保育園を整備。完成は来年度。新たにエレベーターも設置する。2,203万円。
 人形町保育園等複合施設 PFI手法を活用して整備する。完成は22年度。この間、人形町保育園は日本橋保健センターの2階を活用する。今年12月に開設。
 あかちゃん天国 子ども家庭支援センター、築地・浜町・月島児童館に加え、新たに堀留児童館内にも今年7月から開設する。
 子供の事故防止 年齢・発達に応じて保護者や子どもに啓発・教育の講習会▽動向調査を実施し、1歳6か月児健診時に保護者に「ひやりはっと調査」をし、聞き取り指導を行う。
 第2子保育料助成 認可・認証保育所を利用している親の負担軽減のため50%の認可保育所保育料相当額を補助。
 フロンティアスクール 先行的に研究・開発する研究校を指定。20年度のテーマは「多様な人間関係を作る学校間ネットワーク」と「ICT機器の活用による先進的な授業開発」でWEB会議システムを導入し、指定校の全学級に電子情報ボード・プロジェクター等を整備する。
 小学生の学力向上 基礎的学力が必要とされる算数について、非常勤講師を全小学校に1名配置し、習塾度別指導や個別指導等を実施する。6千万円計上。
 小学校の体育指導 全校に体育指導補助員を配置。実技指導を補助し、一校一運動(マイスクールスポーツ)へ継続的に取組くむ。4195万。
 食育指導 食育は知育・徳育・体育の基礎となるべきとして全小中学校で実施。大学講師、プロの料理人による授業や栄養士を主体に親子クッキング教室。245万円。
 子ども読書活動 児童基本図書の蔵書を101,654冊から120,000冊に増やす。24年度まで順次購入。
 命と心の授業 深刻ないじめ等を解消するため関連機関と連携して命の尊さや友情といった心に訴える授業を全小中学校で実施する。
 小学校の施設整備 改築校の選定、スケジュール等について条件整理と計画書を作成。

高齢者に施設無料化
元気高齢者を活用へ

 体育施設の早朝開設 総合スポーツセンターと月島スポーツプラザの開場時間を午前7時からとする。現行9時。
 高齢者雇用促進 独立行政法人「高齢・障害者雇用支援機構」が行う定年引上げ等奨励金の支援対象企業に10万円を支給(1回限り)する。
 事業所の顕彰 65歳以上の区民を雇用する区内事業所を顕彰する。記念品を贈り、HP等で周知をはかる。
 商工融資で優遇 65歳以上を雇用した事業者に商工業融資で優遇利率を適用する。
 元気高齢者人材バンク 人材登録をして、ボランティアなどニーズとのマッチングを行い、運営団体による自主事業を実施する。699万円。
 高齢者クラブの活性化 運営を支援し、指導的役割の会員を育成する。年に2回の指導者育成講座。アドバイザー派遣。
 地域見守り支援 地域でふれあい、援助を必要とする高齢者に、地域ネットワークづくり。
 高齢者の生活支援 (1)火災警報器の無料取付=平成22年4月からの全住宅設置に向け一定所得以下に取付ける。(2)敬老買物券(75歳以上)を5千円増額。(3)施設の利用無料化=総合スポーツセンター、築地社会教育会館のトレーニング室、卓球等、ほっとプラザはるみ(4)介護予防教室など参加費を無料化。(5)木造耐震改修工事などに優遇助成を行う。8,081万。
 障害者住宅の火災警報器無料設置 障害者がいる非課税世帯に実施。
 月島第三小プール開放 温水プールを平日は午後4時から6時、土曜は午前10時から正午まで開放する。

朝潮運河に歩行専用橋
観光普及へ「観光検定」

 橋梁の新設、架替え 黎明橋から朝潮運河沿いの行き止まり解消のため歩行者専用橋を設置。予備設計費1,870万円。西仲橋の架替えの設計費用2,999万円。
 分譲マンション助成 築20年以上の共用部分改修費の一部を補助。設計費助成=補助率3分の2▽工事費10%の3分の2 6,023万円。
 町会ネットワーク 町会自治会の発信する情報を一元的に集約するサイトを開設▽同サイトと連携して町会自治会で独自のホームページ作成・運用を支援。331万円。
 コミュニティバス 19年度の調査から運行実現への課題を整理。
 安心コミュニティ 久松小の大規模改修に合せて、児童公園にジャブジャブ池を設置、公園との間の道路をカラー舗装とし、デザイン灯も。1億1,118万円。
 浜町ポンプ場跡 面積1,840平方メートルの集会施設を22年1月に開設。4億2,452万円。
 まるごとミュージアム 明治維新140年の今年を「文化飛躍元年」とし、11月2日(日)に区内周遊のバス、船を用意して楽しむ。2千万円。
 文化プロデュース 文化・国際交流振興会に専門家のプロデュースチームを設置。文化事業を企画立案する。
 観光検定の実施 23区で初の観光・文化財・歴史などから出題の検定。合格者は観光協会特派員に。来年2月予定。受検料3,150円。合格者は300名。
 観光情報コーナー 銀座4丁目の三原橋に秋、完成のピアス銀座ビル内に設置。
 データベース構築 郷土天文館が所蔵する歴史民俗及び考古資料について調査・整理して(新年度)データベースを構築。
 問屋街に検討委 日本橋問屋街の東日本橋地区の活性化に向けたアクションプランを策定するために設置。活性化事業に1千万円の支援。
 人形町商店街を支援 商店街ビジョンを作成した人形町商店街に初の助成。補助率は継続3年で6分の5。限度額は9千万円。人形町モールを全面改修し、歩道に駐輪場を設置。1億4,849万。

区独自の排出抑制を
緑の基本計画を改訂

 二酸化炭素抑制 事業者が容易に取組める中央区独自の排出抑制システムを構築して普及をはかる。家庭向けシステムも構築する。
 公共施設の緑化 銀座ブロッサム=屋上緑化、バルコニー7か所緑化▽ほっとプラザはるみ=屋上庭園を改修▽阪本小学校=屋上ビオトーブの設置。5,120万円。
 緑の基本計画 平成11年策定の計画を改定。期間は21年から30年度。
 環境情報誌 ごみ減量リサイクル、環境保護の普及・啓発を目的に、暮らしに必要な情報を周知し、理解を求め、意識向上を図る。
 水の都プロジェクト 隅田川‖勝どき5丁目公園(仮称)約1千平方メートルの整備、中洲公園改修、浜町河岸緑道475メートル整備▽春海運河=石川島公園(相生橋下流)の拡張整備、佃児童遊園の袋小路解消▽日本橋川=一石橋下流の護岸にツタ類で緑化。1億6,394万。
 プラスチック製容器包装の回収 区内16小学校で毎週土曜日▽10月から大規模集合住宅30棟でモデル実施▽金属製なべやかんを加え蛍光管を拠点回収。

高層住宅に防災支援
こどもの安心メール

 防災拠点に公衆電話 避難所での通話確保のため、災害時優先電話として指定されている特設公衆電話を防災拠点23か所、副拠点4か所、福祉避難所6か所に設置する。723万円。
 高層住宅の対策 住宅ごとに防災対策マニュアル作成、建物設備などの相談に応じるとともに、区からのアドバイザーを派遣。
 緊急地震速報 小中学校、養護学園、幼稚園、保育園で「緊急地震速報システム」を整備。私立認証保育所には構築費を助成。4,570万円。
 木造住宅の耐震助成 診断費助成の限度額15万円。分譲住宅の補強設計費と耐震改修工事費にも助成。5,970万円。
 こども安心安全メール 小中学校、幼稚園、保育園で不審者情報や緊急連絡などの情報を保護者の携帯電話等にメール送信する。
 
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