「新成人のつどい」が14日、ロイヤルパークホテルで開催された。今年成人を迎えた若者は、657人でその70%に当たる460人が出席した。女性の華やかな晴着が会場の明るさをひきたてていた。今年も成人から募った実行委員がクイズや抽選会を演出して、会場のトラブルもなく賑やかに進行した。
式典で矢田区長は「君たちはこれから迎えるあらゆるチャンスに自信をもって着実に取り組んでいただきたい」と祝賀と期待をこめた。
20歳のメッセージは初めて3人が登壇し、次のように語った。
晴海の村越久美子さんは「20歳になったということは、これから様々な面で責任を求められます。そのとき、しっかり責任を果たせるようにしたいです。そのために、今までの経験を活かしながら様々なことに挑戦して自分自身を磨いていきたいと思います」
堀留町の水谷亮氏は、実行委員に加わった体験から「物事をやりとげることは自分自身の力だけではなく、周りや環境といった関係の中で成立します。やりとげるということが実行委員会をやってきた今日この日で成立します。このように無事挙行できたことを関係者と共に盛大に喜びたい」
築地の山下芙有花さんは、小学5年から高校卒業まで海外で生活。実行委員の体験から学んだことを「それはチームの中で各自がテーマを分担しながら、話し合いや議論を積み重ねて意見を調整し、最終的な目標を達成し本日を迎えることが出来たこと。そしてそれをやり遂げた皆さんの努力とパワーです。この体験を私自身の人生目標に活かして行きたい」 |