創業は寛成年間の1800年です。初代草加屋吉兵衛が、江戸(〜蔵前と伝えられていますが…)に店を開き、以来200年間、江戸の味・うなぎの蒲焼を代々受け継いでまいりました。
日本橋に落ち着いたのは昭和21年。店舗は関東大震災後に建てられた昭和初期の建物で、約70年を経ています。商人が集い、庶民が気軽に足を運んだ下町の風情を残す店内には、個室風の「食堂」とゆったりお食事が楽しめる「お座敷」をご用意しております。
当店の天然物は、全国をいろいろ食べ比べた結果、島根県宍道湖のうなぎを使用し、また、養殖は、大井川産、吉田産、鹿児島産を使用しております。つけだれは、半世紀以上、継ぎ足されたもので、材料は、砂糖と醤油とみりんのみ。甘からず、辛からず、後をひく味わいが、ご好評いただいております。たれをつけたうなぎは、火力の強い備長炭で焼きあげ、その焼き加減は、料理人の腕と勘だけが頼り。ふっくらとした仕上がり、たれとご飯との調和にもこだわった当店のうなぎを、ぜひご賞味ください。
当店の献立は、「食堂」と「お座敷」に分かれています。食堂献立は、本格的な味が気軽に楽しめる「うな重」(ふみづき、2000円〜)をご用意しております。うなぎにお料理が付いたコースには、「鶴定食(6000円)」「亀定食(7000円)」がございます。また「お昼のコース (4種類、6800円〜) 」もおすすめです。
お座敷献立のコースは、「吉定食(16000円)」「福定食(18000円)」「蓬莱(21000円)」の3種類をはじめ、各種日本料理をご用意いたしております。土曜日のみ、うなぎ1本を、切らずにそのまま焼いてお出しする「いかだ(2700円〜)」もご好評いただいております。
さらに当店ではお土産用の「鰻蒲焼の真空パック(タレ付き、2800円・3300円)」も販売 しております。また、日本橋地区、大手町地区、神田地区への各種出前(その他の地域については、電話にて問い合わせ下さい)も行っておりますので、ご相談下さい。 |