明治18(1885)年に初代・奥田茂三郎が、日本橋中央通り沿いで屋台の天ぷら屋を始めたのが、当店のなれそめです。店名は茂三郎の茂から一字とっています。その後明治40(1907)年には、現在の地に店を構えるようになりました。ただし、関東大震災や第二次大戦、また、昭和22(1947)年の大火などで三度に渡り店は焼失。現在のこの店は、大火後の11月に建てられたものになります。戦後まもないこともあり、建材の不足などで建築上の制限もあったのですが、当店を設計された建築家の先生が手持ちの木材を利用するなどさまざまな計らいをしてくださり、立派な建物になりました。
お出しする素材は毎朝築地魚河岸に足を運び、自ら選び出したものです。東京湾をはじめ、国内各地の天然ものをよく吟味しお出ししております。
メニューは昼・夜の部共に「特(12000円)」「A(9000円)」。昼のみ「B(6000円)」も用意しております。いずれもご飯、みそ汁、お新香つきの天ぷらコースで、お値段は天ぷらの数と種類により異なります。夏は「アワビの天ぷら」「ゴーヤ揚げ」、秋には「ハゼの天ぷら」や栗の「渋皮揚げ」など季節に合わせた味わいを大切にしています。
オフィス街という場所がらお客様の7割は会社勤めの方ですが、ご家族連れなど幅広いお客様にご利用いただいております。親子三代でいらしてくださる方もいらしゃいますね。客席はカウンター9席と、10名様程がご利用いただける座敷がございます。
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住所 |
中央区日本橋本町4-1-3 |
電話番号 |
03-3241-7035 |
ホームページ |
http://r.gnavi.co.jp/g188400/ |
営業時間 |
月〜土 12:00〜14:00
月〜金 17:00〜20:00
(土曜夕方は前日までに要予約
17:00〜19:00) |
定休日 |
日曜・祝日・8月の土曜日 |
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