昭和初期のハルピンには、武蔵野の前身に当たる「名古屋ホテル」があり、ハルピン経由で欧州へ渡る軍人の方などで賑っていました。完全に閉店して帰国し、現在の店の前身は、私の祖父母・遠藤芳雄、光枝が昭和25(1950)年10月に、この地で開店した「料亭武蔵野」になります。
平成5(1993)年のリニューアルで、現在のような建物になりましたが、器などの調度品は、当時からのものが数多く残っています。椅子席16席とお座敷2室を合わせ、総席数は25席です。
お昼は「お刺身定食(2500円)」や「天婦羅定食(2500円)」「鯛茶漬定食(2500円)」などの定食が全6種類あり、いずれとも当店の名物である胡麻豆腐がついています。これは生の白胡麻を使った特製豆腐に、じっくり時間をかけて炒った香りの高い胡麻を使ったコクのあるたれをかけるという自慢の1品です。そのほか、前菜、お椀、刺身、強肴、胡麻豆腐に果物つきの「小会席(6000円)」もご用意しています。夜には、椅子席でいただく「桔梗(8000円)」から「楓(15000円)」までの3種類コースに加え、お座敷でいただく「御懐石料理(20000円〜)」もご用意しています。お料理は、当時の味を守りながら、今の時代の新しさも随時加えております。 |
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住所 |
東京都中央区銀座7-17-1 |
電話番号 |
03-3541-1541 |
ホームページ |
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営業時間 |
11:30〜14:00
17:00〜22:00(LO20:30) |
定休日 |
土、日曜・祝日 |
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