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1、なぜ「クイーンアリス」に来てみたかったのですか。 |
堀江:
こちらのオーナーシェフである石鍋シェフは、フレンチの名誉鉄人としてテレビや雑誌に大変よく登場する有名な方ですし、クイーンアリスについても、やはりマスコミでとても話題のお店ですから、その評判は知っていました。以前、昼食のお弁当のデザートとして、テイクアウトで買った杏仁豆腐やプディングなど、お店オリジナルのデザートがとても美味しくて、クイーンアリスがどんなお店なのか大変興味を持つようになりました。そんな時、雑誌で見た晴海トリトンの特集記事で、こちらのお店が紹介されていて、その雰囲気やお料理の飾り付けのセンスがとてもよかったので、すっかり憧れてしまいました。晴海のお店は会社からもそう遠くないため、どうしても1度は行ってみたいと思っていたので、今回憧れのお店に推薦させて頂きました。 |
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2、お店についてお聞かせ下さい。 |
料理長:
クイーンアリス晴海トリトン店は、2001年4月にオープンしました。石鍋裕オーナーシェフがプロデュースするお店の中で、関東においては最新のお店となります。現在、クイーンアリスは、全国に6店舗ありますが、各店がそれぞれの場所の特徴を活かした、独自の雰囲気を持つ店づくりをしています。この晴海トリトン店は、海をイメージし、広くとった窓から見える運河や、花と水のテラスの景色を眺めながら、ゆったりとした造りのお椅子席で、お食事を楽しんで頂ける空間を作っております。
石鍋シェフが直接産地へ出向いて厳選した素材の数々は、フランスのものだけにこだわらず、和の食材等も取り入れ、全店で同じメニューとお味をお楽しみ頂けます。パティスリーショップも併設しておりますので、お持ち帰りでオリジナルのお菓子を味わって頂くこともできます。お客様は、お友達同士やカップル等、幅広くご利用頂いており、パーティー等、お席は80席までございます。 |
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3、いらしてみたお店の感じはいかがですか。 |
堀江:
お店に入ると、すぐに印象的な絵画が目に飛び込んできました。フランスの画家ポール・アイズピリやジル・ゴリチが描いた絵画だそうです。風景や、動物等が描かれた絵を眺めながら先に進むと、置物などが可愛く置かれ美しいセッティングのテーブルが並んでいます。壁には先ほどの画家の絵がいくつも飾られ、まるで展覧会の会場のようです。天井の中央にかかるシャンデリアはフランスのアーティストの作品とのことで、とてもエレガントな感じがします。その奥にも、やはり天井から、どこか懐かしい感じのする、いくつものランプが無造作に下りているのですが、この2つのコントラストが、またよく合っています。大きな窓の赤いカーテンの向こうには、運河の景色がまるで絵画のようにお店の雰囲気とよくマッチしています。店内はインテリアから食器等まで、ヨーロッパやアジア各国で、オーナーシェフ自らがセレクトしたものばかりで揃えられているそうです。 |
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4、お薦めメニュー、お酒について教えてください。 |
料理長:
お料理は、前菜、魚及び肉料理が数種類の中から選べるプリフィクススタイルとなっており、メインをお肉かお魚の何れから選ぶ「眠りねずみコース(ランチ2500円、ディナー4800円)」、お肉とお魚の両方をメインとした「赤の女王コース(ランチ3500円、ディナー7500円)」の2種類のコースがございます。季節毎に内容は変わりますが、只今は冬のメニューとなり、前菜は「贅沢サラダ」「鴨の薫製・茸のサラダ添え」等を含む6品、スープは「栗の冷たいポタージュ」を含む2品(夜のみ。昼は単品のアラカルトとして注文)、メインのお魚は「タスマニア産サーモンの笹焼き」「手長海老の健康サラダ・ベトナム風」等、お肉は「牛フィレ肉の網焼き・わさび風味」「仔牛肉の網焼き・しそ風味」等を含む各4品、デザートは「モンブラン」「洋梨のクレーム・ブリュレ」等を含む8品からお選び頂きます。メニューは昼夜同じで、ボリューム等に違いがございます。
ワインはフランス産を中心とした赤白各30種類が揃っており、さっぱりとした飲み口のボルドー産のハウスワイン「クイーンアリスセレクション(白、グラス700円、ボトル4000円)」や、旬のフルーツを使ったシャンパンのカクテル等が女性に人気です。お尋ね頂ければ専属のソムリエがお料理に合ったワインをお選び致します。 |
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5、OL堀江さんから一言お聞かせください。 |
堀江:
本日は、2500円のランチコース「眠りねずみコース」を頂きました。前菜の「海の幸のゼリー寄せ」は、程よい塩加減のコンソメゼリーに、オマール海老等魚介類が豊富に入っていて、その周囲のプチトマトやアスパラ等8種類の野菜が見た目も楽しい逸品でした。わさびをつけた鴨が好物だったという魯山人の食べ方に由来する、メインの「鴨胸肉の網焼き・北大路魯山人風」は、仏のシャラン産の鴨肉が柔らかくさっぱりとしており、表面のわさびがいいアクセントになっています。へたを長く切り首を折り曲げ鴨を模っている熊本産の長茄子が、とても芸術的でお肉の味ともよく合い、和とフレンチが融合した新鮮な感じがしました。またソースも粒コショウのぴりっとした辛味がお肉と絶妙のバランスでした。春巻きの皮を焼いて作ったケースの中に、アイスクリーム、カスタードクリーム、パイ生地や焼りんごが入った、デザートの「りんごのミルフイユ」は、本当に見た目が可愛くて、いつまでも眺めていたいような一皿でお味も最高でした。
本日頂いた全てが、食べてしまうのが惜しい程の芸術的なお料理ばかりで、ボリュームも満点。それでいてあっさりとして心地よい満腹感でした。今度は会社の華道部のメンバーと来たいと思います。 |
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