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1、いつもいらしている理由は何ですか。 |
幼方:
関西での生活が長かったせいか、こちらの釜飯の関西風の上品な味付けが大変舌に合います。それに大の魚党ですので、いつもタイやスズキなど新鮮な旬の魚が豊富に食べられるのが大変うれしいです。
職場から歩いて3分ということもあり、2週間に1度位はお昼に仲間と訪れるのですが、この界隈では大変評判のお店ですから、タイミングを逃すと満席で中々座れないこともありますので、人数は4人以下に限定して来るようにしています。夜のコースはお食事として十分お腹を満たしてくれますし、お酒によく合う肴としても大変満足のいく内容です。ですから、お酒が飲める仲間同士で1ヶ月に1度程会社帰りに立ち寄ります。お料理は勿論、オープンカウンターで気さくなマスターや奥さんと会話ができるのも楽しみのひとつです。 |
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2、お店についてお聞かせ下さい。 |
店主:
昭和51年、34歳で初めて持った店です。寿を保って包み込み、末永くお客様にご愛顧頂こうという願いを込めてつけた屋号の通り、開店以来27年間、栄養士の資格を持つ家内と二人三脚で、旬の最高の素材だけを使い、味と栄養のバランスを考えた心のこもった料理で、皆様に親しんで頂いて参りました。
店の名物のひとつに和風フォンデュがあります。スイスのオイルフォンデュを和風に仕立てたものなのですが、串に刺した魚介や野菜などをお客様がご自分の目の前で素揚げにし揚げたてを食べていただくというものです。鍋は、カウンターに沿って設置した約5メートルの横長の油槽で、開店時、総工費約700万円と3ヶ月間を費やし作り、実用新案特許を取得しました。ブロックごとの温度調節が自動である他、様々な工夫が凝らされています。
お客様は近くにお勤めの方から遠方の方まで幅広くご利用頂いており、お席はカウンター10席、テーブル6席がございます。 |
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3、普段注文するお店のお薦めメニューや、お酒についてお聞かせ下さい。 |
幼方:
お昼は「釜飯(1000円)」「煮物(1300円)」「煮魚(1400円)」「焼魚(1600円)」等の定食があり、全品お味噌汁と自家製のお新香がついています。中でもよく頂く「釜飯定食」の釜飯は宮城県産のササニシキに、旬の魚介類や野菜等通常約10種類の具と、秘伝の出し汁、淡口醤油を加え、特注の南部鉄釜で、炊き込んでるそうで、味も香りも最高です。絶対に他では頂けない逸品だと思います。日替わりなので、蓋を開ける瞬間が本当にわくわくします。これだけの手間が掛けてあるにもかかわらず、お昼時にあまり待たずに出して頂ける心配りも有難いです。この定食のもうひとつの楽しみが、風味豊かな具沢山のお味噌汁で、ランチタイムにはお代わりが自由なのも魅力です。 |
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4、お店のお薦めメニュー、お酒について教えてください。 |
店主:
夜のコースは、3品付きの「晩酌コース(1000円)」から、釜飯、刺身他4品の「グルメコース(7000円)」まで5コースがあります。また刺身や煮魚、焼魚等500円〜1500円(季節物、時価は除)の一品料理もございます。
健康にもよい秘伝のヘルシー油で揚げ、ポン酢、ごま塩、カレー塩等の和風スパイスで召し上がって頂く和風フォンデュは、野菜ばかりの串でヘルシー嗜好の女性に人気の「寿保羅コース(2000円)」から、本日の様に、松茸・帆立・大正海老・ナス・アスパラの牛肉巻き・マイタケの6串に、刺身の2点盛り、里芋の煮物が内容のお薦め「松コース(5000円)」までの、4コース(全コース、内容の異なる串6本、サラダ、焼きおにぎり二つ付、要予約)があります。
お酒は、日本酒の白鹿吟醸の生やビールの他、福岡県筑後の「にんじん焼酎(1本4500円、シングルで500円〜)」を都内唯一扱っており、さっぱりしていてワイン感覚で飲めると女性に大変評判です。 |
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5、OLの幼方さんから一言お聞かせください。 |
幼方:
本日は夜の「寿保羅コース(3000円)」を頂きました。お刺身は「地マグロとイシガキダイの2点盛り」。天然物ということで甘味と舌触りがやはり格別です。煮付けの「サワラのはら身」は油が適度にのっていて味付けも最高です。焼魚は沖縄の自然塩を使ったサワラで、菊ときゅうりの酢和えが上品に添えられています。好評のお味噌汁は大根・油揚げ・エノキの具で、タイでとった出し汁がよくきいていていつも通りの美味しさを満喫しました。これに、おにぎり用に炊いた茶飯にしそやごまを混ぜ焼いた定番の大きな焼きおにぎり二つがついて質も量も満点です。いつも頂いているコースなのですが、日によってお魚やお料理も違うので、その度に改めて感心させられます。
長い間通っているのですが、今までフォンデュは食べたことがありませんでした。今日はお鍋にまつわる話も初めてお聞きし、是非今度頂いてみたいと思いました。 |
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