|
1、 いつも、いらしている理由は何ですか。 |
松田:
以前からオムライスが大好きだったのですが、日本橋浜町のオフィスに勤務するようになり、同僚と「せっかくだからオムライスで有名なたいめいけんさんへ行ってみよう」ということになったのです。「たいめいけん」さんはオムライスの種類が豊富で、しかも卵の火の通りが絶妙で、見た目もどれも美味しそうなのです。つい隣のテーブルの人が食べているものに目移りして次回食べるメニューを決めて帰るということを繰り返している内、度々足が向いてしまうというのがその理由です。 |
|
|
|
|
2、お店についてお聞かせください。 |
3代目:
当店は昭和6年、新川で創業しました。前身は、初代・故茂出木眞太郎が昭和元年から独立するまでの間修行をしていた「泰明軒本店」で、この店は明治18年に京橋通りに創業し「西支御料理処」の看板を掲げ、西洋料理だけでなく中華も出していたそうで、東京で最初にシューマイを売り出した店としても知られています。昭和23年当店が日本橋のこの地に移転したのを機に「たいめいけん」と改称しましたが、それ以前の店名はこの本店の名を頂き「泰明軒」としておりました。
1・2階は各18テーブル、3階は6個室、4階の3部屋の座敷は人数により仕切を外し1部屋になります。1階は年中無休営業で主に気軽な洋食を楽しんで頂き、2階以降は小皿料理等グレードを高めたお料理をお出ししてます。お客様はオフィスの方々から、ご家族連れまで幅広くご利用して頂いています。 |
|
|
|
|
|
3、普段注文するお薦めメニューについて教えてください。 |
松田:
オムライスの中でも「タンポポオムライス(1850円、2500円)」がお薦めです。山形産の「香鶏」・マッシュルーム・グリーンピースの入ったチキンライスの上にオムレツが乗っていて、食べる前にこのオムレツに縦に切れ目を入れるとふんわりチキンライスに広がるもので、故伊丹十三監督のアイディアから生まれたのだと聞いています。他には800円のランチが同僚の間でもよく注文するメニューで、カニクリームコロッケ・ミートコロッケ・ハンバーグステーキ・チキンカツ・チキングリエ・魚のフライ・ビフテキ丼等ご飯によく合うメニューが選べ、グループで来ても好きなものをそれぞれ食べられるのがうれしいです。 |
|
|
|
4、お店のお奨めメニュー、お酒について教えてください。 |
3代目:
当店はオムライスがお馴染みになっております。好評を頂いているタンポポオムライスを始め、オムハヤシ・ビーフシチューオムライス他バラエティーも豊富に揃えておりまが、全体的な特徴としてはシンプルであることです。卵がメインなので、素材に主張されないようタンポポオムライス以外は鶏肉ではなくハムを用いています。
また、お料理を少量で多くの種類を召し上がりたいというお客様のリクエストから生まれた小皿料理も大変好評を頂いております。洋風懐石コース(7000円)は、一の膳・二の膳合計20種類の四季折々、多種多様な小皿料理がお楽しみ頂けます。ランチタイム限定の2800円の洋食小皿は、日によって異なる全9品をお出し致しております。
お酒は、ボルドー産の(赤白各2800円)、山梨産の赤(2800円)等のハウスワインや各種グラスワイン(500円〜)等がございます。 |
|
|
|
|
|
5、OLの松田さんから一言お聞かせください。 |
松田:
本日は、3階の落ち付いた個室で、洋風の素敵な空間を楽しみながら、普段はあまり頂く機会のなかった洋食小皿ランチを頂きました。内容は、日によって変わるそうですが本日は、かぼちゃの冷静ポタージュ・サラダ・チキン・ローストビーフ・ビーフシチュー・かにのクリームコロッケ・ヒラメの薄造り・チキンのドリア・タコのマリネでした。どのお皿も手の込んだ最高のお料理で、特にローストビーフのとろけそうな柔らかさに感激しました。ボリュームも満点で男性にもお薦めだと思います。気さくな3代目にも色々なお話を伺うことができ、大変楽しいひとときを過ごさせていただきました。 |
|
|
|