NPO法人東京中央ネットは2008年より、「EDO ART EXPO(旧名:日本橋美人博覧会※)」を毎秋に開催してまいりました。本博覧会は、新たにパビリオンを建設せず、東京都中央区、千代田区、港区、墨田区の名店、企業、ホテル、神社仏閣や文化・観光施設、教育機関など、既存の60カ所以上の施設がパビリオン(会場)となり、江戸から続く伝統や文化、歴史を紹介する事業です。
第8回EDO ART EXPOでは「江戸の美意識~錦絵誕生250年を記念して~」をメインテーマに、都心4区のパビリオン(会場)に浮世絵などを展示する「浮世絵展示会場」と「江戸」に関わる所蔵品を有する美術館、博物館、大学などの「関連展示会場」が幅広く連携し、来場者が回遊する仕組みをつくります。
同時に開催する「第4回 ?東京都の児童・生徒による“江戸”書道展」は、恒例である「江戸から連想する言葉」に、2020年の東京オリンピック・パラリンピックの開催に向けて「世界の国々を漢字で書く」を新たな題材として加えて公募します。入賞作品は、EDO ART EXPOの一部のパビリオン(会場)での展示と、公式ホームページにも「ネット展示」を行います。入賞者には、EDO ART EXPO賞、相田みつを美術館館長賞、協賛企業からの企業賞(賞品)を授与します。
期間中には、イベントや講演、名店、企業による各種ラリー(スタンプ版浮世絵ラリー・S&Nラリー・ARTラリー)、店舗フェアなど多種多様に展開し、楽しく充実した19日間をご提供します。
また会期中に、継続事業の東北支援プロジェクトを実施することで、 震災の記憶を風化させることなく未だ復興の遅れを余議なくされている地域への支援を続ける予定です。
本博覧会は、都心4区が連携、恊働して、独自の地域観光資源を活用しながら新たな付加価値を創造することで来訪者の広域な回遊を促し、魅力ある国際観光都市としての賑わいの創出と地域経済の活性化、日本の伝統文化の継承と普及に寄与することを目的としています。
◎最新の開催概要(2015年9月10日版)のダウンロード(333k)