HOME > 日本橋OLインタビュー > ららぽーとマネジメント株式会社 難波江利子さん
日本橋美人新聞No.20夏秋号(2010年)掲載
インタビューアー:山田 晃子
日本橋美人推進協議会プロデューサー日本橋OLクラブ部会長 ヤマダクリエイティブ代表取締役
山田 今日はららぽーとマネジメント株式会社にお勤めの難波江利子さんをお招きし、日本橋と日本橋美人についてお話を伺います。
難波 現在私が担当している「コレド日本橋」は、衣・食・住・趣をカバーするショッピング施設として、2004年3月に日本橋東急百貨店の跡地にオープンしました。私は女性をメインターゲットにした販売促進、店舗の窓口、イベントの企画提案や実施に携わっています。日本橋の地域ブランド「日本橋美人」のビジョンとも共鳴しつつ、2009年9月には「もっと、もっと女性にうれしいコレドへ」をテーマに、3階を全面リニューアルしました。 また弊社は郊外型ショッピングセンターからスタートし、現在はこのような都心型商業施設やアウトレットパークなど、魅力ある空間を目指した運営を全国に展開しています。 山田 コレド日本橋のリニューアルについて、教えてください。 難波 仕事もプライベートも充実させたいと考える女性の、リアルなライフスタイルにフィットしたブランドを17店舗誘致しました。トータルビューティーを提案する「資生堂ビューティーサルーン」、ナチュラルスキンケアコスメのリーディングカンパニー「ジュリークショップ」などのヘア&エステや、ネイルやアイメイクサロンも充実させました。20〜30代の働く女性に絶大な人気を誇るファッションブランド「31 Sons de mode」やフードコンサルタントとして活躍中の柴田陽子氏プロデュースの初出店となる「shiba-cafe」など、いずれも話題が豊富です。 お客さまからは「コレド日本橋に来れば何か楽しいことが見つかる」「駅ビル感覚で気軽に立ち寄れる」などのご好評を戴いています。 月に一度のミニスクール、シーズンごとのフェアやイベントも人気です。どなたでもご参加いただけますので、ホームページをチェックして是非お越しください。
山田 お仕事柄、日本橋界隈に詳しい難波さんにとって、お薦めのスポットはどんなところでしょう。
難波 三井本館や日本銀行本店など、重要文化財に指定されている歴史的な建造物に惹かれます。特に、昭和4年建造の三井本館のライトアップは、昼間とは異なる陰影が重厚な趣です。 日本橋川のリバーサイドは、何よりもサマーシーズンが素敵ですね。日本橋のたもとにある「滝の広場」でくつろいだり、レストラン「日本橋イチノイチノイチ」のテラス席で日本橋を眺めながら、川風を楽しむのも好きです。 コレド日本橋の、バジルと鶏挽肉の風味がくせになるガパオが人気の「タイレストラン沌」は、シンプルで清潔な店内が落ち着くと女子会にもご利用戴いています。また、石焼釜で焼かれた本格的なピッツァが楽しめ る「ピッツェリア ダチーボ」は、ナポリをイメージした明るい店内で、ファミリー層にも評判です。イタリアンバールのような雰囲気で、気軽にお酒を味わえる「カフェバー カイル」は穴場的な存在です。 山田 日本橋室町東地区の開発について、お聞かせ戴けますか。 難波 弊社も携わっている「室町東三井ビルディング」は、2010年秋にオープン予定です。複数の商業施設と、老舗や名店が複合的に協力することで、日本橋は更に魅力的な「街」になると思います。 このような潮流におけるコレド日本橋の役割は、日本橋のトレンドを常に発信し続けることです。これからも古き良き物事を残し蘇らせながら、新たに創造していく日本橋の魅力を伝えていきたいです。 山田 働く女性にとって心と身体の健康は大切ですが、特に気をつけていらっしゃることはありますか。 難波 有機野菜を中心とした食生活と、週に一度のホットヨガで、心身のバランスを整えるよう努めています。また、エモリエント効果の高い必須脂肪酸、アルゲエキス、コエンザエムQ10、DMAEなど、栄養価の高い成分が豊富に含まれつつ肌に負担の少ない「juice BEAUTY」の基礎化粧シリーズを、コレド日本橋3階の「コスメキッチン」で揃えて愛用しています。
山田 2009年10月23日〜11月10日に行われた「江戸で彩る日本橋(─Japan Beauty fromEdo - Tokyo─)第2回日本橋美人博覧会」は、老舗、名店、企業、ホテルなどが街ぐるみで協力して開催し、江戸時代から日本橋地域に受け継がれてきた固有の文化が、日本橋美人の中に息づいていることを、江戸をテーマに彩り演出しました。国内外から25万5千人もの方が、優・粋・知・創の4つのゾーンに区分けした日本橋を訪れてくださいました。御社も参加されましたがいかがでしたか。
難波 コレド日本橋の地下1Fアトリウム前は「粋」ゾーンのコンセプト「江戸っ子の美意識」をテーマに『日本橋の「老舗資料」展』の会場になり、好評を戴きました。開催期間中は、着物姿のお客様が増えて、華やいだ中にも風情が感じられ、大変盛況でした。 今年の日本橋美人博覧会(2010年10月22日〜11月9日)は、実行委員のメンバーとして、積極的にお手伝いしたいと思います。 山田 ところで難波さんにとって「日本橋美人」とは、どのような女性でしょうか。 難波 一言でいうと「内面美人」です。周囲の物差しに左右されない「凛」とした美しさを持つ女性。そのような女性は、知的好奇心が旺盛で他者とのバランスに配慮しつつ、相手の喜びを自分の喜びとして共有できるのではないでしょうか。 山田 内面の持つ美しさは、自ずとその人自身に現れてくるものです。” 心と身体“のバランス感覚に優れた「日本橋美人」を目指して輝いていたいですね。
撮影協力:ロイヤルパークホテル
衣裳協力:源氏物語 堀井株式会社 着付協力:花影きもの塾 撮 影:吉川信之 堀井株式会社 yukata.net 花影きもの塾 www.hanakagejyuku.jp ファッションポイント (右)臙脂色の笹の葉と愛らしい小花が印象的な本染ゆかた。市松模様の帯を合わせ、キリリとした粋な装いに。 ゆかた反物 24,150円、帯 7,140円、巾着 1,260円、下駄・帯締め 参考商品 (左)ベージュ地にブルーの濃淡で、牡丹を描いた本染ゆかた。薄いピンクの帯が優しく、女性らしいコーディネート。 ゆかた反物 25,200円、帯 10,500円、籠巾着 8,610円、下駄・帯締め 参考商品 |
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