HOME > 日本橋OLインタビュー > 株式会社ロイヤルパークホテル 岩本知夏さん
日本橋美人新聞No.17秋冬号(2009年)掲載
インタビューアー:山田 晃子
日本橋美人推進協議会プロデューサー日本橋OLクラブ部会長 ヤマダクリエイティブ代表取締役
山田 今日は株式会社ロイヤルパークホテルにお勤めの岩本知夏さんをお招きし、日本橋と日本橋美人についてお話を伺います。
岩本 私は営業企画室に所属し、広報担当としてパンフレットなどの媒体制作や取材対応、ホテルの会員管理などの仕事をしております。 日本橋活性化のために当地で働く女性で組織している「日本橋OLクラブ」には、弊社の二代目として3年前からお手伝いをしています。毎月の会合では異業種の方との出会いや会議での活発な意見交換があり、私にとっては公私共に良い刺激になっています。 山田 日本橋美人商品のレパートリーも充実していますね。 岩本 現在、弊社では6種類を取り扱っています。ご宿泊いただいたお部屋でアロマトリートメントを受けられる「日本橋美人Feeling Beauty」は、身仕度が不要でリラックスが出来ると喜ばれています。ホテル1Fのコーヒーショップ「シンフォニー」の「日本橋美人お食事コース」は、美容効果に優れた食材を用いたメニューで、健康志向の男性にも好評をいただいています。ビタミンや食物繊維が豊富な野菜がトッピングされ、軽食やティータイムにお薦めの「日本橋美人ダニッシュ」は、地下1Fにある「ロイヤルデリカ」で人気の一品です。 また、日本ホテルバーメンズ協会主催の創作カクテルコンペティションでグランプリの実績をもつチーフバーテンダーの考案した「日本橋美人カクテル」「日本橋美人ロングカクテル」は、ホテル内のバーやラウンジで召し上がれます。私のお気に入りは、和のリキュール「日本橋美人梅酒」にトマトジュースやシークワーサーベースのリキュールなどを加えた美肌づくりの傑作、日本橋美人ロングカクテルです。ロビーにある「ロイヤルギャラリー」では「日本橋美人コーナー」を設けて、他の老舗や企業の日本橋美人商品もご紹介していますので是非ご覧下さい。
山田 日本橋をお客さまにご案内する立場の岩本さんにとって、お気に入りのスポットはどんなところでしょう?
岩本 日本橋人形町の、クラシカルな建物や神社、懐かしい雰囲気の路地などいにしえの面影を留めた風景に心を惹かれます。 様々な和紙が揃えられている「小津和紙」や和のステーショナリーが充実している「はいばら」などもお気に入りの散策コースです。 お食事では、人形町通りの甘味処で有名な「初音」の2Fは、もんじゃ焼きが楽しめる穴場です。甘酒横丁の「GUSTAVO」はイタリアのワインと生ハム、「But-Brasserie」はフランスのビオワインと郷土料理が美味しいお店で、どちらも雰囲気が良く気に入っています。 山田 優雅な雰囲気や、静かな空間で大切な人とまたは自分へのご褒美にひとときを過ごしたいと思っている女性にホテル内のお店をご紹介下さい。 岩本 当ホテルの最上階にあるフレンチレストラン「パラッツオ」、スカイラウンジ「オルフェウス」は特に女性の方にお薦めです。パラッツオの料理長の四季折々の厳選した食材と絶妙な色彩感覚は定評があります。またオルフェウスは夕方5時〜7時半までハッピーアワーがあり、おつまみとドリンクが一品630円で楽しめます(サービス料別)。両レストランとも昼夜問わず美しい大パノラマが魅力です。 山田 働く女性にとって心と身体の健康は大切ですが、特に気をつけていらっしゃることはありますか。 岩本 私自身は良く寝て食べ、休日に軽いランニングなどをしています。あとは些細なことにこだわらないで日常生活を過ごすことがこだわりでしょうか(笑)。
山田 2009年10月23日〜11月10日に「江戸で彩る日本橋(─Japan Beauty from Edo-Tokyo─)第2回日本橋美人博覧会」が昨年同様に開催されます。老舗、名店、企業、ホテルなどが協力して開催し、街ぐるみで人々の回遊性をはかります。江戸時代からの日本橋地域に受け継がれてきた固有の文化が、日本橋美人の中に息づいていることを江戸をテーマに彩り演出します。会期中は企業や老舗の協力によるさまざまなイベントやフェアが開催されますので最新情報はホームページをご覧下さい。
(http://www.nihonbashi-bijin.com/bijinhaku/) 御社では、事務局としてご協力いただいていますね。 岩本 国内外から約23万人もの方が日本橋を訪れ大きな評価いただき今年の継続に繋がりました。これも日本橋の地域が街ぐるみで協力したからだと感銘しています。この成果と実績を、昨年の反省をふまえつつ今年の更なる成功に結びつけたいですね。博覧会を通して日本橋の知名度をあげ、その魅力を伝えていきたいと思います。 山田 是非たくさんの方々に日本橋で楽しんでいただきたいですね。ところで岩本さんにとって「日本橋美人」とはどのような女性でしょう。 岩本 江戸時代から続く日本橋という土地がそうであるように、古き良きものを大切にしながら、トレンドを上手に取り入れている女性だと思います。 山田 「日本橋美人」も「Japan Beauty from Edo-Tokyo」と訳して、江戸の文化を伝承すべく、さまざまな活動を展開し、日本橋特有の文化や伝統を国内外に広く発信しています。日本橋で培われた価値観を大切にしながら心身ともに美しく輝く女性であり続けたいですね。
撮影協力:ロイヤルパークホテル
衣裳協力:三勝 着付協力:花影きもの塾 撮 影:吉川信之 ファッションポイント 三勝「江戸百選」シリーズ。(www.sankatsu-zome.com) 帯や小物があわせやすく、お手入れが簡単なシルクウールと木綿は、都会の日常着として日本橋美人のワードローブに欠かせない一着です。 (左)薄紫色のシルクウールは経糸に絹・緯糸にウールを用いた上品な光沢としなやかな風合いが特徴。白の名古屋帯を併せ、すっきりとした印象に。 (右)年間を通して着られる木綿は日常で活躍するカジュアルな着物。同系色の袋帯に、グリーンの帯締めと帯留めでアクセントをつけました。 |
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