山田 食に関わるお仕事をしていらっしゃる大場さんの日本橋お勧めメニューをお聞かせください。
大場 ランチでは「トノー」という南欧食堂がお気に入りです。十数席の小さなお店ですが、味がよく、さりげない気配りも魅力です。
弊社の日本橋本店内にある喫茶室「雪月花」の「お赤飯弁当」は、自慢の逸品です。菓子屋としてこだわったささげやもち米を厳選していますのでぜひ召し上がっていただきたいですね。また、水を使わず梅から抽出したエキスのみをソーダで割った「梅ソーダ」もお勧めです。5月中旬〜8月中旬頃には「梅の露」という原液も販売いたしますのでお試しください。
山田 梅は多様な有機酸、ビタミンやミネラルを持つ「医者いらず」の役割を果たしていると言われていますが、健康面で気をつけていらっしゃることはありますか?
大場 仕事が忙しいので、日常生活の中でちょっとした工夫をしています。例えば野菜中心の食事や、エレベーターではなく階段を利用しまめに歩くようにするなど、できる範囲で気遣っています。
山田 大場さんがイメージされる「日本橋美人」とは、どのようなイメージですか?
大場 気配りができる女性ですね。当たり前のことを当たり前に行うことは頭では理解していても、案外難しいことが多いものですが、それを笑顔でできる人は素敵ですよね。やはり気質が美人なのが「日本橋美人」ではないでしょうか。
山田 ちょっとした気配りは、周囲を和やかにしてくれますよね。それはこの日本橋を訪れる人たちに「おもてなしの心を大切にする」ことにも通じると思います。伝統と新しさが息づく日本橋という街で、私たちもこまやかな気配りのできる「日本橋美人」を目指し心身ともに磨きをかけて、輝いていきたいですね。
撮影協力:ロイヤルパークホテル
榮太樓總本鋪
着付協力:花影きもの塾