浅草橋交差点に横断歩道が復活
 中央区の交通要所のひとつで、日本橋問屋街のキーポイントになっている浅草橋交差点30年前、地元の要望もあって交差点下に地下歩道が作られ、問屋街への買出しに訪れる人たちが車両の往き交う危険な交差点を渡らずにすむようになった。ところが、30年後の現在ではこの地下道が嫌われものになり、長引く不況で車両も急減している事情も重なって、歩道復活を望む声がつよまってきた。そこで地元の日本橋四の部連合町会(浅野雄悦会長)は7月、扇国土交通大臣や石原知事に「横断歩道の復活」を求める要望書を提出した。一方、警視庁は今年から新たに「スムーズ東京21」と称する「違法駐車対策」を3か年計画で進めており、この計画の中に地元が念願としている「歩道復活」を組み入れることが決まり、9日、地元の町会長らに説明をした。


新年度には実現 スムーズ21計画
=靖国通りと江戸通り

 「スムーズ東京21」は「新しい交通環境の整備を進めて21世紀の都市生活をより良いものに」するために定められた。幹線道路(明治通り、靖国通り、春日通り、山手通り)の主要交差点で次のプランを実施する。
 ギラギラ舗装(交差点付近に赤系の舗装をしてドライバーに駐車禁止区域であることを明確にする)▽企業駐車場(企業の駐車場の空きスペースを一般利用できる仕組みを考える)▽荷さばき所とパーキングメーター(幹線道路での荷さばきをなくすために設置)▽交通指導員(違法駐車対策防止条例の制定で確保)
 このプランの対象になっている靖国通りの浅草橋交差点も計画に沿って改修し、その上で靖国通りと江戸通りの2か所について横断歩道を復活することになった。
 江戸通りは2月から舗装の改修を工事を始め、靖国通りの交差点工事も4月から開始する。