第9回目の「日本橋地域ルネッサンス100年計画委員会」総会が19日、明治座センターホールで開催された。司会を鹿島彰氏がつとめ、開会を小堀副会長が宣したのち細田副会長が「強い絆を以って当会を支えていきたい」と挨拶。相談役の矢田区長は来年は10回目を迎えるとして同会の活発な活動を評価。
議事は成川氏を議長にすすめられ、事業報告と次年度事業を都市観光部の工藤哲夫部会長が、OLクラブ部報告を山田晃子部会長が説明。会計・予算を築地照吉会計が、会計監査を湧井恭行監事がそれぞれ報告して了承された。
人事について疋田事務局長が「今年4月に宮入会長が逝去され、後任に橋本敬氏を推挙したい」との報告があり、これを満場一致で承認した。
三田政吉氏、山本恵造氏、宮入正則氏を継いで4代目会長に就任した橋本敬氏は、自らの経歴を明らかにするとともに、地元室町でのまちづくりを紹介し、「昔の賑わいとうるおいのある再生に努力したい」との抱負を語った。議長の成川氏が「秋の叙勲で飲食業界を代表して旭日双光章を受彰しました」と改めて橋本氏を紹介すると会場に祝福の拍手がわいた。
議事終了後に、立石都議が「皆んなが発言すること、その積み重ねで町が良くなっていく」と祝辞。国交省の国道事務所、都都市整備局・建設局の代表も祝辞を寄せ地元の熱意に応えると約束した。 |