区は築地場外市場が市場が万がいち移転しても商売が続けられる拠点として「鮮魚マーケット構想」を明らかにしている。場外市場の中心(築地6-26-11)にある区営の小田原橋臨時駐車場は晴海通りの旧小田原橋から市場方向の築地川の東支川を埋めたてた2,840平方メートルの区有地。この公有地を地域のイベント会場として積極的に活用することになった。
同駐車場が11月末に更新期を迎えるのを機会に、築地・第1駐車場(新大橋通りから市場沿い)と同様に、管理運営を(財)中央区都市整備公社と連携して、区施設の有効利用を図るもの。その手順は次のとおり。
(1)区営駐車場は来年3月で廃止して4月から公社が駐車場を管理。(2)築地・第一駐車場と同様に場外市場まちづくり支援施設の駐車場施設として、区の要綱で定め公社に使用許可する。(3)公社による駐車場の運営は、イベント利用に配慮して、駐車場所を指定しない定期貸し駐車場(月額4万円は据置)とする。利用者募集の際にイベント時の協力を確認する。(4)地元がイベントに利用する際には、公社と協議のうえ、使用承認を受ける、また、公社は地元と連携のうえ、利用者の代替駐車場を確保する。(5)11月定例会で区営駐車条例の改正を予定している。 なお小田原橋臨時駐車場は平成16年度に4,186万円、17年度に4,181万円、18年度に3,961万円の収益に。 |