区の主催による総合防災訓練は2日の日曜日、あかつき公園を主会場に午前9時から正午まで実施された。
明石町防災船着場では、中川船舶の協力で屋形船が帰宅困難者を晴海埠頭まで搬送、また重傷者を船着場からストレッチャー等で搬送。
聖路加ガーデンでは救える重傷者を優先治療するトリアージ会場が設けられ、重症と中症等を赤、黄タグに分けられて、病院、消防庁へと送られた。民生、児童委員、ボランティアが協力した。
防災拠点の明石・京橋築地小ではケガをした人たちをそれぞれの救護場所に移送するなど、本場さながらの訓練に。
銚子市と防災訓練
今年の1月29日、中央区は千葉県銚子市と「災害時相互援助協定」を結んだ。この効果を確保するため、10月21日(日)に銚子市が実施する防災訓練に中央区も参加する。
訓練は千葉県東方沖地震が発生し、九十九里と外房地域に津波警報が発令され地域住民に避難勧告が出ているとの想定。中央区は次の訓練を実施する。
(1)午前10時に電話による応援要請を受信し応答。(2)要請による物資輸送のシミュレーション実施。(3)中央区の表示した車両で緊急物資を現地に午前11時、搬入。 |