日本橋小学校の恒例行事、稲刈りが6日、午前9時半から5年生の児童68人によって実施された。
台風9号の接近で天候不順ながら、台風で稲が全滅しては大変と、急遽実施となったもの。また今年は猛暑つづきで稲が育ちすぎという事情もあった。
旧十思小学校の校庭に作られた田圃(たんぼ)は7メートル×8メートルの広さで千株余りが植えられている。夏休みの間も、1日も欠かさず児童が交代で水の管理や観察を続けてきただけに愛着もひとしお。
「暑い夏に堪えてきたお米を一粒一粒を大切に、そんな気持ちで」という先生の教えにより、手でつかんだ稲の束をカマでザクリと刈ると、子どもたちは、その初めての音と感触に驚きと喜びを表情に示していた。保護者も共に手伝っての作業となった。
今年の収穫は、うるち米5キロぐらいとか。精米したのち、おにぎりパーティーを予定しているという。 |