区はこのほど総額12億3,824万円の補正予算を計上し、25日に開会する第3回定例区議会に上程する。
補正予算の主な事業は次のとおり。
<国保・介護の改善>
来年4月施行の医療制度改革にともない、システム改修を実施する。
(1)既存システムの改善=住民記録システム(後期高令者医療資格の追加)▽国民健康保険システム(特別徴集開始にともなう賦課・収納機能等の改修)▽介護保険システム(データ連携構築)
(2)新システム(後期高令者医療システム)と既存システムとの連携。56,175万円を計上。
<レインボーハウス明石>
就労訓練の一環として運営している「喫茶アラジン」の工房を拡大する。松屋明石町本館ビル地下1階(144.21平方メートル)を第2工場として新たに9名を雇用する。事業開始は来年4月。5,403万円を計上。
<廃棄物処理手数料改定>
来年4月から事業系ごみ、粗大ごみの手数料が改定されるのにともない、ごみ処理券印刷等の準備を行う。1,129万円を計上。
<市街地再開発事業助成>
勝どき6丁目地区は2億3,650万の減額▽勝どき駅前地区は2億5,005万の追加▽晴海3丁目西地区は10億7,893万の追加。
新川2丁目の耐震強度建替マンションを新たな地区として追加し、3,466万円を計上する。総額11億2,715万円を計上。
<緊急構造計算偽造対策>
「ゼファー月島」の円滑な建替に資するため、仮住居費および建替等に対する助成を行う。1億2,421万円を計上。
<子ども居場所づくり>
佃島小学校に来年4月開設するための経費として、施設改修に2,344万円、運営準備に310万円を計上。
<京橋図書館の改修>
旧勤労福祉会館の都有地への移転整備をめざし、当面はバリアフリー化などの改修とする。これにより減額2億816万円に。 |