今年春の全国交通安全運動にともない警視総監賞に輝いた大伝馬・小伝馬地区駐車問題協議会の受彰記念祝賀会が7日、ホテルギンモンドで開催された。
司会を大伝馬町の辰巳善文氏がつとめ、今回の受彰が中央警察署管内の交通事故死ゼロの2年突破と合わせて行われる意義を強調するとともに協力会員の物故者に黙祷を捧げ、敬意を表した。
来賓を代表して、中央警察署の早戸和道署長は、昭和58年11月に地域の発意で発足し、交通事故の減少に多大な貢献をした実績を高く評価するとともに「今後も皆さんと共に頑張っていきたい」と挨拶した。
中央交通安全運転管理者部会の部会長代理をつとめる小川紘一郎氏は、春と秋の交通安全運動にテントを張る日本橋交差点にならい、事故をなくす一念で小伝馬町の交差点でもテントを張ることにした由来を説明し、その実績を数字で示した。
立石都議は、盆踊りをすると「うるさい」と言われる世の中で歴史と伝統の町から交通事故をなくそうという「地域の力」を高く評価した。
日本橋1の部連合町会の湧井会長が「大きな事故もあった地域で減少させた努力」に敬意を表して乾杯の音頭をとり祝賀会に移った。 |