10日の金曜日、中央区の姉妹都市、オーストラリアのサザランドから市長のデビッド・レドモンド氏、助役のジョン・レイナー氏ら13人の議員と職員が表敬訪問し、銀座ブロッサムでセレモニーが開かれた。
歓迎の挨拶で矢田区長は、昨年の姉妹都市提携15周年でのサザランド市あげての歓迎に感謝の念を示すとともに中央区が定住人口10万を達成して、「気品と風格、知性あふれるまちづくりをめざしている」と強調した。
サザランド市場は中央区に贈ったスペシャルギフトについて「市内の美しい風景を、サザランド出身の3人のアーティストのコラボレーションによるもの。パレットナイフ描画で繊細な表現が特色」と説明した。
さらに午後6時からは歓迎会が開かれ、区議会の代表も列席した。
この席で挨拶したサザランド市長は次のような感謝のメッセージを贈った。
「この16年間、両都市はすばらしい関係を築いてまいりました。数百人の学生たちが、それぞれの国での生活を経験しました」
「日本の学生たちが、滞在を終えてオーストラリアのホストファミリーのもとから旅立つとき、その子たちの目には涙があふれてとまらなかったと聞いています。この交換制度は、これから先、何年も続く固い友情を学生たちの心に刻みこむことでしょう」
「ちょうど2週間ほど前、この交換制度でサザランド市を訪れていた日本の学生たちに対して、歓迎会を行いました。そして、彼らを送り出すとき、とてもさびしく思いました」
「9月に日本を訪れることを楽しみにしているサザランド市の学生が自らの国際経験を深めることを願ってます」
今回の一行は歓迎会の翌日に築地市場を視察したのち、晴海の東京湾大華火祭に列席して、ゴージャスな打ちあげ花火を楽しんだ。 |
