昨年4月に10万人口を達成した中央区は増加する新しい住民の地域参加が大きな課題になっている。
そこで新たに「中央区文化振興懇談会」を設置し、地域経済、観光、福祉、教育などさまざまな分野と連携した本区における文化振興のグランドデザインを示す文化振興プランを策定することになった。このプランにもとづいて住民の地域活動への参加促進や新たな都心コミュニティづくりを進める。
懇談会の委員は学識経験者と文化芸術家など6名。年度内にプランをまとめる。委員は次の各氏。
陣内秀信(法政大学工学部建築学科教授、NPO法人歴史建築保存再生研究所理事、郷土天文館<タイムドーム明石>館長)
三田芳裕(明治座社長、濱田家代表、日本演劇興行協会理事、人形町3丁目東町会会長)
大久保邦子(文化ボランティアコーディネーター、文部科学省生涯学習クリエイティブアドバイザー、中央文化財サーポーター養成講座講師)
常盤津英寿(常盤津三味線奏者、名誉区民、人間国宝、中央区古典芸能の会副会長)
三田佳子(女優)
小川幸治(日本画家、女子美術大学講師、日本美術家連盟会員、区内の写生をタウン誌「日本橋」に掲載中) |