来年2008年、北京オリンピックが10月に行われ、又、2010年には中国最大の経済都市上海で名古屋万博に引き続き万国博覧会が開催される。今まさに中国が燃えている。
上海サテライト
企業30社限定募集
「中央区日中友好推進委員会」(代表西川惠昭和西川(株)社長)では、年度計画として、上海市黄浦区において、中央区イベントの計画をしていたが、今年が日中国交正常化35周年の節目の年にあたる事で国土交通省が2万人交流計画を各区市町村に要請し、ビジットジャパンの観光政策を打ち出した事を背景に、各県知事、区市町村長有志が中国の19都市に訪問が決定している。
上海市においては「日中文化観光交流ウィーク」を在上海日本商工クラブ(代表上海住友商事佐々木新一社長)が主催して、盛大に企画しており、「中央区日中友好推進委員会」に対して、参加の要請が行われた。
それを受けて「中央区日中友好推進委員会」では、矢田中央区長、鈴木区議会議長に対し要望書を提出。矢田中央区長も、区長の政策である中小企業振興と、善隣友好を旗印に、上海市黄浦区銭景林書記訪問が実現することになった。
「日中文化観光交流ウィーク」は上海市の7つの会場で9月21日〜9月29日に盛大に行われる。そして「中央区日中友好推進委員会」では上海市黄浦区政府の協力の元、日本でいう銀座通りのど真ん中、南京東路の世紀広場に会場を確保し、中央ディビジョンとして、中央区ブランドの上海進出のサテライトとする計画をたて、30店舗限定で募集を行う方針である。
予測では、南京東路での人出は1日60万人で、会期中200万人を想定している。中央区としても、区民部商工観光課を窓口として対応し、矢田区長の訪中を段取りする。
今回の「日中文化観光交流ウィーク」は中央区日中友好推進委員会が主催、中央区と東京商工会議所の共催で行うという事で、幅広く中央区内企業の参加を募集するとの事。世紀広場では中央区のシンボル名橋「日本橋」の模型を製作、中国側は上海の名所豫園の「九曲橋」を製作し展示する方向で話がまとまるとの事。
矢田区長の訪問で中国側は民間外交の成果の上に、中央区・黄浦区の未来への友好を熱烈歓迎する。又、「日中文化観光交流ウィーク」後は中国全土に向けての中央区ブランドのインターネット販売網もできあがる。
日中経済交流を企画
50名の限定で募集
また「日中文化観光交流ウィーク」に伴い、「中央区日中友好推進委員会」では矢田区長の訪問に併せて、黄浦区の各界の経済人(総経理=日本でいう社長)との経済交流を深めるためのレセプションを計画。日本側として、中央区の企業50社限定で募集する。
これは、現在でも中国に進出している企業、これから新規にマーケット拡大を計画している企業に対するもので、中国側の熱い期待に応えるものである。
募集締切は8月31日まで。詳しくは事務局に問い合わせ<中央区日中友好推進委員会事務局 電話 5822-2289 事務局長 稲垣> |