中央区体育協会が今年で創立60周年を迎え、1日の日曜日、晴海のホテルマリナーズコート東京で記念式典と祝賀会が多くの来賓を招いて盛大に開催された。
記念式典の冒頭で同協会の会長をつとめる矢田区長が式辞を述べた。戦後の荒廃いまだいえぬ昭和22年に発足した中央区体育会が母体となって、29年に体育協会が結成された経緯を説明。現在は30の団体が加盟して、さらに22団体のスポーツ少年団を擁する組織に発展。
特に体協40周年を記念して始めた晴海のマラソン大会とスポーツイベントは「今日までしっかりと受け継がれ、本区の一大イベントとなっている」と紹介。そして60周年を「新たなスポーツ振興にとりくむ創造元年として『いつでも・どこでも・だれでも・いつまでも』生涯スポーツを楽しめる環境づくりに、10万区民とともに全力をあげて取り組む」との決意を示して式辞とした。
記念表彰式に次いで来賓を代表して、藤枝教育委員長は「今の子どもの体力不足を補ってほしい」と祝辞。東京都体協の山川専務理事はパイオニアとして期待を担ってほしいと語った。区議会の鈴木議長は「私が柔道をしたり、プールで二千メートルを泳げるのも体協のおかげ」と、今後に期待を寄せた。
祝賀会には深谷代議士、中山前代議士、立石都議と多くの区議も参列してにぎやかに繰り広げられた。 |