中央区環境衛生協会(角田篤平会長・住庄ホテル)は創立50周年を迎かえ、6月7日(木)コートヤードマリオット銀座東武ホテルにて記念式典を行った。
式典に先駆け、定時総会が開催され、角田会長を再選。副会長等の役員も決定した。
創立50周年記念事業として、聖路加国際病院費野原重明理事長が「新しい健康の考え方(人間の外なる環境と内なる環境)」と題し記念講演。「健という字は人が建てると書くが即ち人がゆるがずに立つ事を意味する。また康とは心が安らいでいる様である。ここに健康とはなんぞやの答えがある。
「所詮、土から生まれ土に帰る肉体に何を盛り込むかが大切である。」等の日野原語録を堪能した。
式典では、永年、会長として会の運営に尽力した潘桂華副会長(ビジネスホテルバン)が「昭和31年に設立し、半世紀の歴史を刻む事が出来て万感の思いがある。」と開会挨拶。
角田会長が「一口に50年というのが、厳しい社会情勢を乗り越えてきた賜物である。是非100周年をこの眼でみたいものだ。」と前向きな挨拶。
引続き、功労者表彰が行われ、理容組合42名・美容組合17名・クリーニング組合8名・旅館組合7名・浴場組合1名・ホテル特別組合12名が表彰され、代表として三越の永森昭紀氏に表彰状が渡された。
また、功労事業所として理容組合75施設・美容組合29施設・クリーニング組合7施設・旅館組合14施設・浴場組合1施設・興行場組合6施設・ホテル特別組合33施設が表彰され、代表として八重洲冨士屋ホテル斉藤勝仁氏に表彰状が渡された。
来賓から、担当の大倉慶子中央区保健所所長が「表彰基準が厳しいのにも関らず多数の表彰が出来たのは、環境衛生に取り組む姿勢に格別の事があると思う。」と絶賛し、矢田区長も「区内のお店が大小をを問わず衛生的で安心感
が高い事も区の魅力のひとつ」新任の鈴木区議会議長も「環境整備は1軒1軒の努力に他ならない」と感謝の祝辞を述べられ50周年をお祝いした。
式典の後、祝賀会が催され和やかに懇親。環境衛生の更なる整備を確認した。 |