NHKの来年4月に始まる連続テレビ小説の78作目の主な舞台が、現在の中央区佃・月島界隈と決まった。ある日突然3人の子どもの里親になる20歳がヒロインで、鈴木聡のオリジナル脚本。
札幌でダンサーを目指すヒロインは、祖母の死を契機に上京し、「養育家庭」をしている祖父との生活に飛び込んでいく。若い里親として三人の里子たちと向き合い、心を通わせる中で、「家族は与えられるものではなく、作るものだ」と気づいていく。そして不仲だった祖父と母、離婚した父を再び結びつける「家族再生」の物語となっていく。
子どもや家庭をめぐる様々な問題が起こっている現代社会で、東京都の里親制度「養育家庭制度」を取り上げたとNHKは説明している。 |