4月の区議選で当選した区議会議員の人事を決める臨時会が5月28日から31日までの会期で開催された。
開会に先立ち各会派の代表(幹事長)による「交渉会」が開かれた。委員会については区の機構改革にともない、区民福祉保健委員会が「福祉保健委員会」に、文教委員会が「区民文教委員会」と解消されることになった。
従来、自民党が議長を他の与党会派で副議長と監査委員の二役を持ち回りにするというシステムがとられた。これだと、同じ役職を3度も経験する議員が出てきて、改善策として、議長を自民以外にも回す、その代り他の二役を自民党に回す、などの案が検討されたものの、「一議席ふえた自民が議長を手ばなす謂(いわれ)はない」の声がつよく、元のシステムで落ち着くことになった模様。
臨時会の冒頭は議長選挙。議会の慣例で長老の矢吹議員が議長となって選挙をした結果、26票を得た自民党の鈴木久雄議員が議長に就任、共産党は4年前と同じく白票を投じた。引き続き行われた副議長選は公明党の鈴木幸子議員と決まった。
最終日の31日、矢田区長が新しい監査委員に守本利雄議員を選任し、起立採決したところ共産党の反対のみで同意が得られた。守本議員は就任挨拶で「区議会の代表であることを肝に銘じて、雲心月性の心を以て任にあたりたい」と語った。
各種委員会の所属委員を決めて閉会した。
6月定例議会
25日から開会
議会運営委員会が4月に開かれ区議選後初の定例区議会を25日(月)から29日(金)までの会期で開会すると決めた。各会派代表による一般質問は26日、27日に行われる。
勝どき1丁目に開設される初の施設「子ども家庭支援センター」の管理について定めた条例が上程される。
日本橋保健センター、久松小学校、特養ホームはるみの改修工事ならびに佃島小・佃中の外壁工事についての請負契約を上程。人権擁護委員、糟谷秀剛氏は再任の予定。 |